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『シルマンデー、ユースホステルの日』おはようございます。
本日の天気は1日中晴れ、最高気温は34度になる模様です。 朝晩は涼しくなり、少しずつ秋も近づいている感がしますね。
本日8月26日は「シルマンデー、ユースホステルの日」です。 ユースホステルの創始者リヒャルト・シルマンを記念する日。 シルマンはドイツの小学校教師だった。1909年のこの日、 生徒たちと遠足に出かけた時、突然の大雨のために小学校で雨宿りをした。 しかし、夜になっても雨は止まず、翌朝までその小学校で過ごすことになった。 この経験から旅行中の青少年が何かあった時に駆け込め、 安い料金で安心して宿泊の出来る施設の必要性を感じ、ユースホステルを創設した。 世界中のユースホステルで記念行事が行われる。
さて、細胞を使って人工的に組織を作りだす「バイオ3Dプリンター」が実用化の段階に入っている。 新薬の安全性評価に使われ、リコーは細胞を載せたチップ製品を2020年春までに発売する。 JSRがカナダ企業と協業したのも、毒性を調べられる肝臓組織を開発するためだ。 人工臓器の製造を目指す企業も現れ、世界で競争が始まっている。 新薬開発が1つ成功するには臨床実験(治験)などに合計1000億円かかるとされる。 人体組織を作り出し、現在の動物実験よりも人間に近い形で作業を調べられるようになれば、 人間での治験に移った後の開発中止等を避けやすくなり 「開発コストの削減につながる」と期待されている。
1台あたり数百万から数千万円で販売されているバイオ3Dプリンターの世界市場は、 21年13億3260万ドル(約1400億円)となり16年の3倍を超す。
今後はバイオ3Dプリンターによる人工臓器の作成にも使われる見通しで、 安全性の確認に加え製造コストの引き下げができれば、さらに普及していくことになるでしょう。
では今週も頑張って参ります。
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