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『宇宙の日』


おはようございます。

 

今日の天気は晴れ時々曇り、最高気温も34度とかなり高い気温になります。

今週に入ってか 9月としては異常な暑さが続いていますが、今日の朝は少し涼しく感じられます。

 

本日9月12日「宇宙の日」です

科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992年に制定。日附は一般公募で決められた。

1992年のこの日、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル、エンデバーで宇宙へ旅立った。

 

さて、次世代の通信規格である5Gから中国企業を締め出そうと、米国がハイテク戦争を仕掛けてから1年余りが過ぎた。

世界のデジタル網は隔絶された米国主導と中国主導の2つに割れていく。当初はこんな懸念が広がった。

米国は昨年8月に国防授権法を成立させ、華為技術(ファーウェイ)や中興通柝(ZTE)を国内から排除すると決定。ハイテク戦争の火ぶたを切った。

米国は両者を5Gに入れたら大切な情報中国に取られると恐れる。

中国はそんな危険を否定するが米国は同盟国や友好国にも5G網から両者を外すよう迫っている。

しかし、5Gインフラから中国に2社をどこまで排除できるかと言えば、情勢は極めて米国に不利だ。

米国に同調し、排除を決めたのは日本とオーストラリアだけ。

英国とフランスは検討中、ドイツは排除は困難との立場だ。

英独の通信インフラにはすでに4Gにファーウェイが浸透し、ドイツ政府からは「今更5Gから排除しろと言われても無理な相談だ」と言う声が聞かれる。

こうした中、米中5G戦争の帰すうを左右するのは、アジアの行方だ。

カンボジアはファーウェイの技術を使い、年内にも5Gのサービスを始める。マレーシアとタイも5月末、同社を排除しないと表明した。

フィリピン、インドネシア、ミャンマーでも地元の通信大手がファーウェイやZTEと契約し5Gで協力する動きを見せている。

原因はどこにあるのか。

第一に中国に2社に代わる選択肢が乏しすぎる。

携帯通信インフラで見ると、この2社で世界市場の4割弱を占める。欧州のエリクソンやノキアも高いシェアを持つが、価格競争で中国勢にはかなわない。

 

もう一つ、米国に敗因がある。

中国を批判しながら米国自身も情報スパイ活動に手を染めている、と言う不信感がアジア内にくすぶっていることだ。

つまり情報を取られるリスクが中国も米国もかわらないと言うわけだ。

イスラム人口が多いインドネシアやパキスタン、ブルネイなどでは、中国よりも米国に情報を筒抜けになる方が怖い、と考える向きがある。

 

ではどうするか。ファーウェイとZTEに対抗するならまず欧州や日韓の通信業者の価格競争力を高め、

シェアを広げられる体制を整えなければならない。

中国に2社に依存する潜在的なリスクについて、米国はもっと情報を共有することも必要だろうと考える。

 

では今日も元気に仕事します。

 


2019年9月12日 08:26 |



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