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『苗字の日』おはようございます。
今日の天気は晴れ、最高気温は29度と比較的過ごしやすい天気になりそうです。 朝晩はぐっと冷え込み日中の気温差が激しいため、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
本日9月19日は「苗字の日」です。 1870年のこの日、戸籍整理のため、太政官布告により苗字を名乗ることが許された。 しかしなかなか苗字を名乗ろうとしなかったため、1875年2月13日に、すべての国民の姓を名乗ることが義務付けられた。
さて、データや知的財産といった無形資産が富を生む経済では、姿を捉えきれない新たなリスクも広がる。 「サイレント、サイバーリスクにどう対応するか」 世界の保険会社の悩みだ。 例えば自動車事故の原因が運転手ではなくシステムの侵入なら、どんな損害の広がり、誰が責任を負うべきか。 単なる物の損害と異なり、デジタル空間にはこれまで想定する必要のなかった「沈黙」するリスクが潜み、現実の脅威として広がる。 英ロイズは2020年1月以降、こうしたサイバーリスクを各種保険から切り離すと決めた。
リスクの根深さを示した事例がある。15年の米セキュリティー専門家によるハッキング実験だ。 走行中の車のハンドルやブレーキ、ラジオの音量まで操作してみせ、メーカーはリコールに追い込まれた。 あらゆるものや情報がネットでつながる経済では価値も一瞬で消える恐れがある。
米調査の会社サイバーセキュリティー、ベンチャーズは情報流出の保証や対策費などのコストが21年までに年6兆ドル(約650兆円)と約6年間で倍増すると予想。 日本の名目国内総生産(GDP)が消し飛ぶ計算で「史上最大規模の富の移転が始まる」。
世界を揺らす米中対立もモノやサービスの貿易摩擦ではなく、データや知的など新たな富の源泉をめぐる覇権争いに本質がある。 米国は中国が国家ぐるみで知的財産を盗んでいると主張。 米国にとって知的財産は国際収支で黒字を稼げる分野の1つだ。 中国が特許等の使用料の支払い超過で年300億ドルの赤字を抱える一方、米国は700億ドルの黒字。 米国は超大国としての自国の優位が知財の盗難で一気に覆りかねないと警戒している。 対立が激化し、新たなリスクに備える国際協調がなかなか進まない。 たとえ想定していても、人は見たくない現実から目をそらしがちだ。 データがあふれ、人工知能(AI)が進歩する世界。人が最後にどう判断するかその難しさは一段と増している。
あらゆるものや情報がネットでつながる(IoT)も便利な世の中に変えては行きますが、一方で大きなリスクも背負う世の中となり得ますね。
では本日も頑張って仕事いたします。
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