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『台風襲来の日』おはようございます。
今日の天気は曇り時々晴れ、最高気温も29度と比較的涼しい1日になりそうです。 朝晩と日中の気温差がありますので、体調管理にはくれぐれもご注意ください。
本日9月26日は「台風襲来の日」です。 統計上、台風襲来の回数が多い日。 1954(昭和29)年に(洞爺丸台風)で青函連絡船・洞爺丸が転覆、1958 (昭和33)年に「狩野川台風」が伊豆・関東地方に来襲、1959 (昭和34)年「伊勢湾台風」が東海地方に上陸したのは全てこの日だった。
さて、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は25日、地球温暖化が海面上昇や生態系にもたらす影響を予想した特別報告書を公表した。 南極の氷が早く解けるなどして海面が今世紀末までに最大1.1メートル上昇する。 被害を抑えるため沿岸部のインフラ整備なのに年間で数千億ドルの投資が必要になるとした。 従来の想定を超える影響が地球規模で広がる恐れがある中、日本も具体的な政策対応が問われる。
IPCCの総会は20日からモナコで開かれ、世界の科学者が最新の知見に基づいて地球温暖化の影響を議論した。 25日に公表した報告書で、今世紀末までに海面の上昇が進むと予想。 13年の報告では、2100年までに82センチの海面上昇があると見ていたが、 南極の氷の解ける速度が予想よりも早まっていることが判明し、上昇幅の見通しを変更した。
これまで南極の氷層の融解についてはデータが不足していたが、調査を重ねた結果、南極のほかグリーンランドの氷も溶け、海面上昇が加速していることがわかったと言う。 1901年から90年に比べ2.5倍の速さで海面が上昇しているとした。(確度は低い)としながらも2300年には最大で5.4メートル上昇する恐れがあるとした。
世界的な海面上昇に伴い、沿岸部にある湿地の2〜9割が消失する恐れがあると指摘した。 また海面の温度が急上昇する「海洋熱波」と言う現象が今世紀末には50倍の頻度で発生するとした。 海の生態系に危機的な打撃を与え、魚の収穫は20〜24%減るとした。 陸地でも高山の氷河や永久凍土などに広く影響が出てくる。 2100年までに欧州やアジアなどの1部の氷河では8割以上が解けると予想した。
日本の海面が1メートル上昇すると国内の砂浜面積の9割が消失すると言う。 試算では港湾施設の対策に7.8兆円、海岸構造物には3.6兆円が必要とした。
やはり地球温暖化対策を各国が真剣に早急に手をうたないと地球規模の危機が訪れるのは明白でしょう。
では今日も頑張って参ります。
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