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『台風19号で被災した北陸新幹線』おはようございます
本日の天気は曇り時々晴れ、夕方ごろからは雨が降ってくる模様です。最高気温は21度と少し肌寒く感じる1日となりそうです。
本日10月17日は「貯蓄の日」です。 日本銀行貯蓄増強中央委員会(現在の金融広報中央委員会)が1952 (昭和27)年の道委員会発足の際に制定し翌年から実施。 勤労の収穫であるお金を大切にする日。
さて本日は先月の台風19号で被災した北陸新幹線での影響のお話です。 興味のある方はお付き合いください。
北陸新幹線が金沢開業5年目で最大の試練を迎えている。台風19号の影響で長野・千曲川が氾濫し、車両全体の3分の1の10編成120車両が浸水した。 異なる周波数に対応した特殊な車両で、他の路線からの代替えが効かず、復旧後も通常時の5〜6割の運行本数になる見込みだ。
車両の新規製造には1年程度かかる可能性もある。全面復旧が遅れれば地域経済にも影響が出かねない。 氾濫した千曲川の近隣にある長野新幹線車両センター(長野市)に留置していたJR東日本のE7系(8編成)、 E7系と同じ設計のJR西日本のW7系(2編成)の計10編成が被害を受けた。 被災した車両は床下からかなりの高さまで浸水していた。床下にはブレーキや空調を制御する装置、変圧器など走行に欠かせない機器がある。 JR東日本で車両の状態を調査中だが、補修では電気系統の機器の基盤交換か、機器自体の交換が必要になるとみられる。 車両センターの水はすでに引いたが、1部の信号機が故障し東京ー金沢の全面復旧には最低1〜2週間かかる見通し。
北陸のE7系は周波数が50ヘルツと60ヘルツの両方の区間に対応し碓氷峠の急勾配を安全に上り下りできる仕様だ。 これに対して東北で走るE5系などは50ヘルツにしか対応しておらず北陸新幹線では利用できない。
仮に新規に製造が必要になった場合、時間を要する。ある車両メーカーによると、1編成作り直すには数ヶ月〜12ヶ月かかる。 費用は1編成あたり30億円程度と言う。
ダイヤの全面復旧が長引けば航空機から奪った首都圏と北陸の移動客が再び空路に戻る可能性もある。
開業前の14年度は首都圏から金沢の鉄道と空路のシェアは4対6だったが、18年には7対3と逆転。新幹線での移動が定着していた。
今回の台風19号は東海地方の直前で曲がり事なきを得たが、多くの死者が出ている甚大な被害です。 明日は我が身と普段から心構えをしておく必要が有ります。
では本日も頑張って参ります。
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