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『トヨタのケイレツでのCASE』おはようございます。
今日の天気は曇り、最高気温は22度で涼しい1日となりそうです。
本日10月22日は「パラシュートの日」です。 1797年のこの日、フランスのパリ公演でアンドレ=ジャック・ガルヌランが、 高度8000フィート(約2400メートル)の気球から直径7メートルの布製の傘のようなものと一緒に飛び降りた。 これが世界初のパラシュートによる人間の降下となった。着陸時には衝撃があったものの無傷であった。 さて本日はトヨタ「ケイレツ」でのCASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)の流れの変容についてのお話です。 ご興味のある方はお付き合い下さい。
完成車メーカーを頂点とする日本の「ケイレツ」が一段と姿を変える。 トヨタ自動車グループの主要16社と取引のあるサプライヤー約4万社を調べたところ、ソフトウェア会社がエンジンなどの既存の部品メーカーを初めて上回った。 後押しするのは自動車運転や電動化といった(CASE)の大波だ。 日産自動車がコスト削減を狙い約20年前に解体に踏み込んだ系列の仕組みは、デジタル化を背景に新たな地殻変動に直面する。
トヨタ本体に加え、デンソーやアイシン精機、トヨタ紡織などグループの主要16社と取引のある企業の状況を帝国データバンクが調べた。
2014年度の調査では、約5千社ある一次下請けでは座席やワイパーなどを製造する企業が221社と、全体の4.5%を占め最も多かった。 ソフトウェア開発は2位の195社(4.0%)、3位は金型部品等で183社(3.7%)だった 。
18年度調査では、ソフトウェア開発が267社と約4割増えた。 全体に占める比率も4.4%と、内装やエアコンなどの従来型の自動車部品(259社、4.3%)を抜き初めて首位になった。 二次でもソフトウェア開発が14年度の2位(749社、3.1%)から(1340社、3.1%)となった。
背景にあるのが、過去20年ほどで急速に進んだ車の電子制御に加え足元で進む「CASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)」の流れだ。 すでに実用化されているつながる車では、車外との通信や車の状況を把握するセンサーがいる。 世界の自動車メーカーやIT (情報技術)大手が開発を競う自動運転の分野では、道路状況の把握や運転制御に膨大なソフトウェアと電子部品が必要になる。
経済産業省は車両1台の単価のうち、04年19%だったソフトウェアや電子部品の割合が15年に40%に上昇したと分析する。現在では過半を超えた模様だ。
トヨタの豊田章男社長はデジタル対応で先行できなければ生き残れないとの危機感を強調する。 CASEの大波はサプライヤーに地殻変動もたらす。ソフトウェアや電子部品強い企業はトヨタグループとの取引を拡大するチャンスとなる反面、 電気自動車(EV)ではガソリンタンクが不要になるなど既存の部品メーカーの一部は淘汰にさらされる。
自動運転に欠かせない、電子部品とソフトウェア、AI(人工知能)などはまだまだ大きく伸びていく可能性がありますね。
では本日も頑張って参ります。
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