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『今やアジアの流行の発信地はSNS』


おはようございます。

 

今日の天気は晴れ、最高気温は25度と涼しく感じられる1日となりそうです。

朝晩はかなり冷え込んできましたので、体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 

本日10月9日「トラックの日」です。

全日本トラック協会(全ト協)が1992年(平成4年)に制定。

「ト(10)ラック(9)」の語呂合わせ。

トラック運送事業について広く国民一般に理解と関心を深めてもらい、トラック運送事業者の社会的地位を向上させる日。

 

 

さて本日は、今やアジアの流行の発信地はSNSと言うお話です。

長くなりますので興味のある方はこの先もお付き合い願います。

 

インドネシアで20万円円を超えるイギリスのブロンプトン社の折りたたみ自転車が売れている。「なぜインドネシアで」。

ウィル・バトラー・アダムス最高経営責任者(CEO)は公式店がなく広告を出していない国でのヒットに驚き、

SNS (交流サイト)で人気に火がついたことを知った。

 

洗練された同社の自転車にまたがる姿を撮影して投稿することが流行。

女性銀行員のリアナさん(31)もそれを見てカッコイイと思い購入した。

愛好家同士で連絡し、ツーリングに行くのが楽しいと言う。

愛好家の交流の場はSNS上に無数にあり、一緒に海外に遠征する人もいて旅行などの関連消費も生み出す。

 

アジアの人々は無類のSNS好きだ。平均利用時間は中国で1日約2時間、東南アジア主要国で約2〜4時間と日本の36分を大きく引き離す。

 

特に若者はテレビよりも先にスマートフォンに親しみ、商品の道しるべはSNSでの知人やインフルエンサーの口コミだ。

タイの女性会社員は「CMをうのみにせず使った人の口コミで確認する」と話す。

考え抜いて買った人の発信で口コミはさらに厚みを増す。

 

利用者の立場で商品やサービスを試し、動画投稿サイトに登場するインフルエンサーの影響力は絶大だ。

インドネシアの男性、アッタ・ハリリンタルさん(24)は再生回数が2600万回に達する動画もあり、年に20億円を稼ぐとされる。

 

そんな現地の消費者と、先進国で成功した商品や経験を持ち込む企業とでは感覚のズレが見える。

「日本の優れた商品を紹介する」「日本流のおもてなしを体験できる」。

こうアピールして東南アジアに乗り込んだ日系百貨店の多くは赤字が続き、東急百貨店は15年に開業したばかりのバンコク2号店を既に閉鎖した。

 

タイのファストファッションブランド「ポメロ」の商品開発は、SNSに現れる大量の画像の分析から始まる。

数千件のアカウントを追跡し、自撮り画像などから流行の色やデザインを分析して2ヶ月ほどで商品化する。

ニーズにひたすら忠実な商品で若者の心をつかみ、18年の取引額を前年比7倍に急拡大させた。

 

今やアジア流行の発信地はSNS、先進国での成功体験はそのまま通じないと理解することが市場攻略の第一歩になりそうです。

 

では本日も頑張って参ります。


2019年10月 9日 07:54 |



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