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『最新技術が変える農業』
おはようございます。
今日の天気は雨、15時ごろからは次第に曇りになる模様です。最高気温は18度と少し肌寒く感じる1日となりそうです。
本日10月29日は「インターネット誕生日」です。 1969年のこの日、インターネットの原型であるARPAネットで初めての通信が行われた。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校からスタンフォード研究所に接続し、(LOGIN)と入力して(LO)まで送信したところでシステムがダウンした。
さて本日は「最新技術が変える農業」と言うお話です。興味のある方は少々お付き合い下さい。
ロボットやドローン(無人小型機)など、農業に先端技術を活用する「アグリテック」が広がっている。 生産者と消費者が農水産物を直接売買できるサイトが増え、新しい流通の動きも活発だ。 スタートアップ企業を中心に、農業の効率化や新たな販路開拓に向けた挑戦が盛り上がっている。
2017年設立の農業スタートアップ、inaho(イナホ、鎌倉市)は野菜を自動で収穫するロボットを開発した。 ディープラーニング(深層学習)で野菜を収穫する場所を覚え、畑を自動で走行する人工知能(AI)による画像認識の技術を使って、 収穫したい野菜を判別し、アームを伸ばして収穫する。
現在はアスパラガスの収穫に対応しており、1本あたり12秒で収穫できる。
ロボットと同じく農業の効率化を後押しする存在として、注目されているのがドローンだ。 農業用ドローンを手がけるナイルワークス(東京・渋谷)は農薬をまくだけではなく水稲の生育状況を把握する自動飛行のドローンを開発する。 水田の上空からの画像を解析し、肥料や農薬を効率的に散布できる。
施肥や水やりは農家の経験や勘に頼っている部分がまだ大きいが、新しいシステムを構築したのがルーレットネットワークス(川崎市)だ。 AIを使った土壌管理システム(ゼロアグリ)は土壌に含まれる水分や日照量、作物の生育状況等をセンサーで検知し、 最適な分量の水や肥料を自動的で与えてくれる。
農林水産省によると18年の農業就業人口は5年前に比べ3割減の175万人で、65歳以上が7割を占めた。 農業の担い手不足と高齢化は深刻さを増しており先端技術を活用した農業の効率化は喫緊の課題だ。
高齢農家の引退と耕作放棄地の増大に直面する農業を立て直すため、(儲かる農業)の実現が急務になっている。 6次産業化など農家が自ら加工始めることが一時流行ったが、競争力のある商品を作れたケースは多くない。 重要なのは現在の等身大の姿と将来の可能性をきちんと理解することだ。
人間の姿が消えた農場で、高精度のセンサーが環境の微細な変化を検知する。農薬をまくのはドローン。 ロボットが時折現れ、適期の実を選んで収穫していく。未来の農業のイメージはこんな感じだろうか。
現実の農業はその一方踏み出した段階だ。 ベテラン農家の技術を上回るのはごく例外。ただ彼らの多くは引退が間近に迫る。 そこでスマート農業の出番になる。データを駆使しまず熟練の技にキャッチアップする。新しい技術の進化が見えてくるのはその先だ。
無人で走るトラックターやコンバインも課題がある。狭い農地が分散していて効率化を見込めないため、多くの農家が導入に及び腰なのだ。 自治体や農業団体、生産者が連携し、自動化の技術が効果を発揮できるよう農地の集約を本格的に進めることが不可欠だ。
前進は以前と違い、今何が必要かを見極めるようになったことだ。 作業効率を把握できるシステムを使い、経営面積を平均の数十倍に短期間で広げた例もある。 導入したのは農作業の経験のない新規就農者だ。
今後はロボットやドローンなど有効活用できる農地の集約と若者が働きやすく儲かる事ができる環境が課題となりそうです。
では本日も頑張って参ります。
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