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『フリーランス、自由な働き方は道半ば』おはようございます。
今日の天気は快晴、最高気温も19度と日中は過ごしやすい1日となりそうです。 朝晩は最低気温8度とかなり冷え込みますので体調管理にはくれぐれもごご注意ください。
本日11月5日は、「いいりんごの日」です。 青森県が2001 (平成13)年に制定。 「いい(11)りんご(5)」の語呂合わせ。
さて本日は「フリーランス、自由な働き方道半ば」と言うお話です。 少し長くなりますのでご興味のある方はお付き合い下さい。
スマートフォンの普及を背景に、個人が好きなときにインターネット経由で仕事を請け負う自由な働き方が広がっている。 空き時間を利用して手軽に収入を得られるのが魅力だが、 法律などが想定していない新たなワークスタイルは働き手の立場が不明確で、国の議論も始まったばかりだ。 人気の宅配代行サービスの現場で課題を探った。
「自由な働き方と安心、安全に働く事は相反するものではなく、両立可能だ」。 10月3日、東京都内であった「ウーバーイーツユニオン」の設立総会。 執行委員長に選ばれた前葉富男さん(29)が設立趣意書を読み上げると参加者から拍手が起きた。
前葉さんらは米ウーバーテクノロジーズが手掛ける、飲食店からの宅配代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員。 「配達パートナー」と呼ばれる個人事業主だが、事故のときの保証や報酬の基準が明確でないとして日本法人に団体交渉に応じるよう求めた。
しかし18日にユニオンに届いた文章は門前払いだった。 「皆様は(労働者に)に該当しませんので団体交渉の要件についてはお断りさせていただきます」 「交渉する権利すら認められないのか」。前葉さんらは団体交渉を求めて労働委員会に申し立てる検討を始めた。
ウーバー側によると日本で稼働する配達員は1万5千人を超す。日本で事業を始めた2016年9月以降、宅配エリアは全国10都市以上に拡大、副業で始める人も多い。 一方、労災保険や雇用保険が適用されないといった課題も指摘されていた。東京都内に住む40代男性は身をもって体験した1人だ。
働く時間が自由に選べるのも魅力に映った。妻や小学生の娘を養うため、約1年前に専業となった。 暗転したのは半年前だ。配達中に交通事故に遭い尻の骨を折る大怪我で約1週間入院した。 約10万円の入院費用は実費。働けない期間は貯金を取り崩してしのいだ。 事故の翌月から復帰し、通院しながら1日間100キロ前後をスクーターで走る。 収入は多い月で45万円。税金や社会保険料を支払うと生活費が足りず妻も働いて家計を支える。 「始めた時はこんな生活になるとは思いもしなかった」
事故にあった配達員への補償としてウーバーは10月から、配達中のケガに上限25万円の治療費や日額7500円(最大30日)の入院費等を支払う制度を導入した。 同社は「個人事業主と言う働き方の質と安全性を高めていきたい」と強調する。しかし、配達以外の移動中の怪我は保証されないなど限界もある。
自由な働き方は急速に広がるが、働き手をどこまで保護すべきかを定めた法的なルールは未整備だ。 米カリフォルニア州ではフリーランスを従業員として企業に義務付ける新法が成立した特例もあるが、日本ではまだまだ法律による保障はまだ先の話になりそうです。
では今週も頑張って参ります。
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