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『中国、新エネ車25% に』


おはようございます。

 

今日の天気は晴れ時々曇り、最高気温は11度と肌寒い1日となりそうです。

朝晩はめっきり冷え込み今朝は4度とかなり寒くなっております。体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 

本日12月4日「E.Tの日」です。

1982年(昭和57)年のこの日、映画「E.T」が日本で公開された。

観客は1000万人を突破し1997年に「もののけ姫」に抜かれるまで最高の配給収入を記録していた。

E.TはExtra-Terrestrialの略で「地球外生物」のことである。

 

 

さて本日は「中国、新エネ車25% に」と言うお話です。

少々長くなりますがご興味のある方はお付き合い下さい。

 

中国政府は2025年に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリット車(PHV)など中国の新エネルギー車が新車初販売に占める比率を25%と従来の20%から引き上げる。

世界最大の新車販売だけでなく、環境対応の強化で欧米をしのぐ(自動車強国)を目指す。

PHVの柱となるハイブリット技術が強みの日本メーカーも新エネ車重視の戦略が求められる。

 

中国政府で自動車行政を担う工業情報化省が3日、21年から35年までの「新エネルギー車産業発展計画」の素案を公表した。

20年前半までに最終決定する見通しだ。

素案では35年に向けて新エネ車の中核技術で世界をリードすることを目標に掲げた。

具体的には新エネ車の販売比率を18年の約4%から25年に25%まで一気に引き上げる。

普及を加速させる習近平(シー・ジンピン)指導部の強い意志の表れと言える。

 

起爆剤は滴滴出行(ディディ)などが手がけるライドシェアだ。利用台数はすでに3000万台規模とされる。

環境対策に動く地方政府はライドシェアの車両登録を新エネ車に限る規制を導入しており、今後も販売が拡大していくのは確実だ。

中国の新エネ車はEV、PHV、水素燃料とする燃料電池車(FCV)で構成される。

中国政府は中核部品やシステム開発を加速させることで、新エネ車で世界をリードする青写真を描く。

 

新エネには日本勢が得意とするハイブリッド車(HV)は含まれない。トヨタなどはHVと共通の技術基盤を持つPHVなどにも力を入れていく方針だ。

一定比率の新エネの製造、販売を義務付ける規制に対応するだけでなく、中国政府の政策に沿うことで商機拡大が見込める。

トヨタは高級車ブランド(レクサス)で初となる量産型EVを11月の広州モーターショーで披露した。

日本勢は主戦場となるPHVやEVで品揃えを充実させ、中国勢とのシェア争いに挑む。

 

今回の素案では25年までに自動運転技術を使った車両の比率を高めることや、特定の場所では人間の操作が不要になる(レベル4)の実用化も盛り込んだ。

 

中国に限らず、自動車の環境規制は強化が進む。欧州では二酸化炭素(CO2)排出量を2割以上削減することを義務付ける新規制が21年に適用になる。

日本は30年度に 16年度比3割の燃費改善を求める新たな規制を導入する見通しだ。

 

 100年に1度と言われる大変革時代、新エネ対応が遅れては日本の未来は厳しいですね。

 

では本日も頑張って参ります。


2019年12月 4日 08:20 |



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