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『LGBT働きやすく』おはようございます。
今日の天気は曇り時々晴れ、最高気温は10度とまた一段と肌寒い1日となりそうです。
本日 11月5日は「世界津波の日」です。 2011年3月11日の東日本大震災を受けて同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」にて「津波防災の日」として制定。 2015年12月国連総会決議により「世界津波の日」となった。 嘉永7年11月5日( 1854年12月24日)、安政南海地震が発生し、南海道・東海道を大津波が襲った。 この時、紀伊国広村で浜口梧陵が稲穂に火をつけて津波の襲来を知らせ村人を避難させたと言う実話を基に、 小泉八雲が「稲むらの日」と言う物語を執筆し、後に小学校の教科書にも掲載された。 当初は東日本大震災が発生した 3月11日を記念日とする案であったが、震災が起きて間もないことから、被害を受けた方々の心情を考慮して違う日附にされた。
さて本日のお話は「LGBT働きやすく」のお話です。 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合い下さい。
性的少数者(LGBT)が働きやすい環境作りが中部企業にも広がってきた。 外食チェーンの物語コーポレーションは同性カップルを結婚に相当する関係と認め、手当て等の支給を始めた。 ブラザー工業はスカートとズボンを自由に選べる制服を導入している。多様な価値を認め合い人材の定着につながる考えだ。
物語コーポはこのほど社内規定を改定。同性カップルに証明書を発行し、結婚祝い金や配偶者手当の付与を始めた。 これに先立ち18年夏、LGBTに配慮した職場づくりを進める専門チームを設立。全社員に相互理解を深める講習会を開いた。 今年10月には豊橋市の本社を改装し、トイレは性別に関係なく利用できるようにした。
背景には18年の採用活動で得た教訓がある。求職者がLGBTだと打ち明けたところ、会社側が「知識不足から配慮を書いた発言をしてしまった」と言う。 同社は焼肉やラーメン、お好み焼きなど幅広い外食業を展開し、年50店のペースで積極出店する。
外食企業が総じて人手不足のなどで苦戦する中、2020年6月期は売上高が前年13%増、営業利益も3割増とともに過去最高を見込む。 加治幸夫社長は「従業員が生き生きと働くことが充実したサービス、ひいては企業の持続的な成長につながる」と言い切る。
男女兼用の作業服を取り入れたのはブラザー工業だ。従業員はスカートとズボンスタイルを自由に選択できる。 介護サービスなどを手がける福祉の里(北名古屋市)は年内に制服の種類を増やす。 性別を強調しがちな赤と黒をやめ、グレーを基調にした4色から自由に選べるようにした。 矢吹華絵社長は「少数派が過ごしやすい環境整えることが、多数派の働きやすさにもつながる」と話す。
地道でも着実な取り組みを進めようと、サンゲツはLGBTへの支援を呼びかける社内研修を開き、賛同者にステッカーを配っている。 従業員はPCや携帯電話などに貼り、悩みを抱える人等の相談を受け付ける意思をアピールする。 「周囲にLGBTであることをカミングアウト(表明)したくない人は多い」。 無理に手をあげさせるのではなく、安心して仕事ができる環境を整備する狙いだ。配布したステッカーは1000枚を超えた。
働き手が少なくなる中、こういった取り組みも益々必要となってきますね。
では本日も頑張って参ります。
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