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『ユニー再生、ドンキ流で』おはようございます。
今日の天気は快晴、最高気温は16度とこの時期にしてはかなり暖かい1日となりそうです。
本日12月11日は、「ユニセフ創立記念日」です。 1946(昭和21年)年のこの日、国連児童基金(ユニセフ) の前身、国連国際児童緊急基金が創立された。 1953 (昭和28年)年に改組され、現在の名称、国連児童基金になったが、UNICEF(ユニセフ)と言う略称は一般に普及していると言うことでそのままになった。
さて本日のお話は「ユニー再生、ドンキ流で」のお話です。少々長くなりますがご興味のある方はお付き合いください。
総合スーパー(GMS)のアピタ、ピアゴを展開するユニーが事業モデルを変えようとしている。 約200ある店舗のうち、2022年末までに半数をディスカウント店型のMEGAドン・キホーテに改装し、本部主導だった品揃えや値付けは個々の各店舗に委ねる。 地域密着のマーケティングで幅広い消費者ニーズを整える。
10日、アピタ稲沢東店(愛知県稲沢市)がドンキUNY稲沢東店として再オープンした。 郊外型の複合商業施設内にあり、「売り場すべて現場のアイデアで作りました」と山口店長は力を込める。 特徴は売り場の構成だ。ドンキUNYの改装は29店目だが、複合商業施設内の改装は初めて。 周辺は新興住宅地があり若い家族連れが多い。 3ヶ月の改造期間で、ファミリー向けにアウトドアや韓国コスメの売り場を設けることを決めた。アピタではほとんど扱っていなかった商品群だ。
こうした個店経営はユニーの親会社、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)が進める戦略の柱だ。 ドンキUNYはドン・キホーテとUNYの 2つの看板を掲げて、ユニーが強い生鮮品や加工食品、ドンキが得意な家電や日用雑貨の両方を扱う。 1店舗当たり平均で商品数は3割増え、これまでアピタ、ピアゴでは年配中心だった顧客層は若者にも広がった。 18年に改装した6店舗では来店客数が7割伸びた。売り上げ高は計259億円に倍増した。
各個店経営は店舗の内装や商品の価格戦略にも及ぶ。「驚安(きょうやす)プライス」「圧倒価格」 「ここまでやります!」。 内装は商品が溢れんばかりに店に並ぶドンキ流の「圧縮陳列」だが、店舗ごとに独自の店頭販促(POP)と値札が店内を飾る。
アピタなどのチェーンストア経営で本部指導だった価格戦略は、ドンキUNYでは各店舗に商品ごとの決定権を委ねている。 社員に加えパートが売値を決めたり、仕入先と交渉したりできる。 「地域の特性を理解しているのは従業員。商売の楽しさもわかり、働く意欲も高まる」と話す。 売れ筋商品や競合店の動向を察知し、売り場に反映できるようになったと言う。
当店では11月のフランス産ワインの新酒(ボージョレ・ヌーボー)の解禁日に従業員のアイデアでフランスパンを1本78円の破格値で店頭に並べたところ、1日300本のボジョレーを売り切った。
個店経営を支えるため、7月にはドンキUNYの運営会社、UDリテールとユニーの全店舗でダイレクト商談システムの導入を完了。 従業員がパソコン上で商品を選び、価格を自由につけられるようにした。人事評価制度では個人の成果をより反映している。
パンパシHDは07年、経営不振だった長崎屋を買収。MEGAドン・キホーテに改装し黒字化した経験がある。 インターネット通販の普及や人口減少で小売業界は軒並み苦戦しているが、生まれ変わったユニーの再生はこれからだ。
うちの会社の近くにも生まれ変わったドンキUNYがありますが、今までのドン・キホーテとは違い多少余裕のある空間で楽しい買い物ができる感じがしております。
では本日も頑張って参ります。
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