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『高齢者、免許更新に実車試験』


おはようございます。

 

今日の天気は晴れところにより曇り、最高気温は13度と比較的暖かい1日となりそうです。

 

本日12月20日「道路交通法施行記念日」です。

1960 (昭和35)年のこの日、「道路交通法」 (道交法)から施行された。

 

 

さて本日のお話は「高齢者、免許更新に実車試験」のお話です。ご興味のある方は少々お付き合い下さい。

 

警察庁が19日、高齢ドライバーに実車試験を導入し、運転技能に問題が多ければ免許更新を認めなくする方針を決めた。

相次ぐ事故を受け、強制力を伴う制度の導入に踏み切る。生活への影響を考慮し、対象は一定の違反歴等がある人に絞る。

自動ブレーキなどが付いた車に限定した免許も創設し激変を抑えつつ(卒車)の環境整備が進む。

 

 2018年の75歳以上のドライバーによる死亡事故は460件で、08年から50件増えた。

免許保有者10万人あたりの件数は75歳未満の約2.4倍に上る。

4月に東京・池袋で母子が死亡した暴走事故など重大事故が相次ぎ、現行の対策の実効性が課題になっていた。

 

実車試験の対象は、現在行われている認知機能検査と同じ(75歳以上)か、さらに上の(80歳以上)とする両案を検討している。

その中で信号無視や大幅なスピード超過といった重大な違反歴や事故歴がある人に限る。

試験は教習所などで運転技術を審査し、事故リスクが高いと判断された場合は免許が更新できない。

試験基準は今後進めるが、高齢ドライバー全体で見ると数%が(不合格)になる可能性があると言う。

警察庁は、車を運転する権利を奪う措置には「重大事故を起こすリスクが高いと言う根拠が必要」と判断。

試験対象者を絞り、免許の更新期限内であれば、何回でも試験を受けられるようにして、生活の足として車が不可欠な高齢者に配慮した。

 

限定免許は自動ブレーキなどがついた安全運転サポート者(サポカー)などに限り運転を認める免許で、任意制とする。

サポート機能によっては一部の事故を防げる可能性があり、保有者は実車試験の一部を免除することを検討する。実車試験とともに早ければ22年度にも導入される。

 

認知機能だけでなく、実車試験で運転技術の衰えに気づく仕組みは、高齢者の自動車事故が相次ぐ中、かなり重要と感じます。

では今週もラスト、頑張って参ります。


2019年12月20日 14:21 |



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