| . |
『ユーチューバー、淘汰の時代に』おはようございます。
今日の天気は晴れところにより曇り、最高気温は11度と肌寒い1日となりそうです。
本日1月15日は「フードドライブの日」です。 フードドライブとは家にある缶詰・レトルト食品などの不要な食べ物を集めて、 食べ物に困っている家庭に届ける活動のことで、この運動を各店舗で行なっているフィットネス事業の会社、カーブスジャパンが制定。 「い(1)い(1)ご(5)はん」のごろ合わせ。 元は11月に行っていたが、頂き物の多い歳暮や年始の方が良いと言うことで、1月に変更された。
さて本日は「ユーチューバー、淘汰の時代に」のお話です。 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合い下さい。
無料動画配信の主要なプレイヤーと言えば動画サイト「ユーチューブ」に作品を投稿し、収入を稼ぐ「ユーチューバー」だ。 子供の憧れの職業にもなったが、近年試練に直面している。 類似作品が相次ぎ、爆発的なヒットが出にくくなっていることに加え、テレビからの参入者が視聴者を奪う。 動画市場を支えてきたユーチューバーはどこに向かうのか。
「世界最大級のグミ、1人で食います!」。Tシャツ姿の青年がマンションの一室で、巨大なグミを次々と口へと放り込む。 2015年の投稿後に1億2000万回以上再生されたこの動画の主は、チャンネル登録者数国内トップの約830万人を誇るユーチューバー、はじめしゃちょーだ。
ユーチューバーのマネージメントを手がける事務所、UUUMに所属し、テレビCMにも出演。社会的な知名度を獲得し、16年に登録者数日本一に輝いた。 そのトップランナーが今、「動画の内容も変えていかないと......」と危機感を漏らす。 再生数が1千万回を超える動画は多くが数年以上前のもの。体を張った実験など(定番物)が氾濫する中、有力なライバルも登場している。テレビからの参入者だ。
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦が開設した「YouTube大学」軽妙な語り口で歴史や政治、経済を解説する異色の内容が支持され、19年4月開設で再生回数は1億6000万回以上。 芸能人ユーチューバーの代表格の1人だ。
19年10月に開設された人気グループ「嵐」のYouTubeチャンネルの登録者数は瞬く間に約250万人に。コツコツと独自動画を発信し、登録者を積み上げてきたユーチューバーにはできない事だ。
芸能人が参入する背景に、芸能人ユーチューバーの先駆けとされるお笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太は「1人で時間を使える魅力」を上げる 梶原はユーチューバー 「カジサック」として活躍。 投稿動画は数十万単位で再生される。
18年に発表した国内ユーチューバーの市場規模は、15年の33億円から22年には579億円まで伸びると予想する。 YouTubeの広告収益は明らにされていないが、100万回再生の動画1本ならば数十万円が稼げると言う。人気が出れば物販や企業との共同企画なのでさらに上ぶれする。
ユーチューバーの未来はどうなるのか。ユーチューバー支援に取り組むユーチューバーNEXTの社長、岡野武志は「100万人人近くの登録者数がいる人気ユーチューバーも、10年後には9割が姿を消すだろう」とみる。 はじめしゃちょーも「同じことをやる動画なら素人よりも芸能人の方が見られる。ネタや映像の内容で勝負し、芸能人のネームバリューを超えられるかどうか」と見る
テレビとネットの垣根がなくなってきて、クリエイターが多角的に活躍する時代。
若者が安易にユーチューバーになり、簡単に儲かると言う発想はやめた方が良いさそうですね。
では本日も頑張って参ります。
| 次ページ
|