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『駅の不審物、AIで検知』おはようございます。
今日の天気は晴れところにより曇り、最高気温は13度と比較的穏やかな1日となりそうです。
本日2月3日は「大豆の日」です。 大豆製品を取り扱うニチモウ(現ニチモウバイオテックス)が制定。この日が豆まきをする節分になることが多い事から。
さて本日のお話は「駅の不審物、AIで検知」のお話です。 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合い下さい。
東京都が2020年東京五輪・パラリンピックに向け、都営地下鉄の駅構内に放置された不審物を人工知能(AI)で検知するシステムの導入を計画していることがわかった。 テロ対策の一環として、競技会場周辺の駅に設置する見通し。 国内外から多くの人が集まる大会期間中は人手が不足することが予想され、AIを活用して安全確保につなげる。
開閉会式や陸上競技が行われる国立競技場最寄りの「国立競技場駅」 (東京・新宿)など、競技が行われる会場周辺の6駅で大会前までに導入する考え。 都は大会期間中、駅員は増加する乗客への対応で構内を調べて回る余裕がなくなると見ており、AIで不審物を効率的に検知することにした。
駅構内の物陰などの死角それぞれの周辺に、AIと連動する防犯カメラを複数台設置する。 様々な角度から撮影された映像からAIが形状や放置された時間などを読み取り、不審物かどうかを判断する。
検知した場合は自動的に警備室などにアラートで知らせ、駅員や警備員が駆けつけて対処する。危険物と判断すれば警察に通報する。
五輪を狙ったテロでは、1996年の米アトランタ大会で競技会場近くの公園でパイプ爆弾が爆発し、2人が死亡、100人以上が負傷した。 五輪以外では13年に米ボストン・マラソンで爆弾テロが発生、15年のパリ同時テロでもサッカーの国際親善試合の会場が標的となった。 駅や商業施設など多くの人が集まる「ソフトターゲット」を狙うテロへの対策が重要になっている。
都幹部は「警備の人手では十分とは言い切れない。監視の目が届かない場所や時間帯もあるため、AIを活用して穴を埋める」と話す。
様々なプライバシーの問題もありますが、AIの活用はテロ対策にはとても有効です。 他の主要都市も必要となりそうですね。
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