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『休業の観光人材、農業現場に』おはようございます。 今日の天気は晴れところにより曇り、最高気温は29度となり温かい1日となりそうです。
本日5月25日は、「主婦休みの日」です。
生活情報誌「リビング新聞」が2009年に制定。 日頃家事を主に担当している主婦がリフレッシュする日。 読者のアンケートにより1月25日、5月25日、9月25日「主婦休みの日」とした。
さて本日のお話は「休業の観光人材、農業現場に」のお話です。
新型コロナの影響で観光業は、営業休止や自粛により社員の雇用が維持出来ない状況です。 一方、農家では外国人技能実習生が入国できず、6月からの繁忙期に人手不足になる。 その為、人材をお互いシェアする動きが広がっています。 一時的なマッチングでの動きでは有りますが、今後を見据えると、メリットも多く有りそうです。
以下、ご興味のある方は少々長くなりますがお付き合いください。
地方の農業の現場に、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で営業を休止している観光業の人材を送り込む試みが広がり始めた。 新型コロナで外国人技能実習生が来日できない中、一時的に働く人を受け入れ、地域の産業と雇用を守る狙いだ。 自治体も人材マッチングを後押ししており、地方の農業現場で「従業員シェア」が広がってきた。
群馬県嬬恋村では、休業中のホテルや飲食店などから働き手を募集し、6月から収穫の繁忙期を迎えるキャベツ栽培に従事してもらう取り組みが始まった。 今春から受け入れ予定だった外国人技能実習生320人のうち、200人余りが入国できず、労働力不足が深刻化していたためだ。
農業団体の嬬恋キャベツ振興事業協同組合(同村)とJAつま恋村が窓口になり、就労を希望する人と農家を仲介する。 新聞の折り込みチラシ等で呼びかけたところ、5月下旬までに県内の旅館などから約90人の申し込みがあり、約50人を農家に仲介した。
4月下旬から嬬恋村のキャベツ農家で働く成田裕紀さん(45)は働いていたホテルが休業になり、職場からキャベツ農家の仕事を紹介された。 農業現場での就労は初めてだが、「減った分の収入を埋め合わせできる。近場で働き口を見つけられてありがたい」と話す。
時給1100円で、1日8〜9時間ほど働いていると言う。ホテルでレストランのマネージャーをしていた成田さんは「食材の地産地消に関心があった。 嬬恋村の農家のことを知る良い機会になる」と前向きだ。
嬬恋キャベツ振興事業協同組合の干川秀一理事長は「新型コロナが収束すれば、今回連携した旅館から宿泊客を農業体験で受け入れることなどにもつながる」と期待する。
長野県では、外国人技能実習生が農家現場の重要な担い手となっている。 ただ、新型コロナで海外からの入国が制限された影響で「今年見込んでいた約1500人の実習生のうち、約半数が入国できていない」(JA長野中央会)。 JA佐久間がマッチングした人材はキャベツやレタスなどの栽培作業に従事する見通しだ。 ただそれでも労働力が不足する恐れがあり、作付を減らす農家もあると言う。
自治体のこうした取り組みを後押しする。 嬬恋村は新型コロナの影響で外国人を雇用できなくなった農家で働く労働者に対し、最大25万円の現金を支給する方針を固めた。 「農家の労働力不足の解決だけでなく、観光業の支援にもなる」 (つま恋村農林振興課)
青森県も観光業の休業で仕事が一時的になくなった人材と、農家のマッチングのための相談窓口を4月に開設した。 北海道は短期雇用の橋渡しサイト「北海道短期お仕事情報サイト」をホームページ内に開設した。
農家や事業者が労働時間や賃金などの求人情報書き込み働きたい人が閲覧する。 求職者が興味を持った場合、直接連絡して交渉してもらう仕組みとなっている。
食の有り難みを分かるだけでも、やりがいが有りますし、コロナ収束してもこの取り組みは有意義だと感じます。 他の業種でも広がると良いですね。
では今週も頑張って参ります!
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