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『スタートアップ、飲食店支援』おはようございます。
今日の天気は晴れ、ところにより曇り、最高気温は29度となり比較的暑い1日となりそうです。
本日6月24日は「ドレミの日」です。
1024年のこの日、イタリアの僧侶ギドー・ダレッツオがドレミの音階を定めた。 この日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭」の日のために、ギドーが合唱隊に「聖ヨハネの賛歌」を指導し、その曲の各小節の最初の音がドレミの音階ができる元になった。
さて本日のお話は「スタートアップ、飲食店支援」です。
新型コロナウィルスの影響で多くの飲食店でデリバリーやテイクアウト注文が増えている。 お客の注文時間に合わせるのではなく、お店側が30分単位の時間指定で予約注文を受け付ける。 効率よく複数の注文に集中的に対応することにより値段を下げ、3倍の注文量を確保しているという。 また自社で開発した電動自動車をお店に設置し、駅などで乗り捨てできる環境を整えている。 普段利用されなかった徒歩圏外の住民にも対応できる仕組みをとっていて、多くのお客を取り込む工夫がみてとれます。
以下ご興味のある方は、少々長くなりますがお付き合い下さい。
スタートアップ各社が、新型コロナウィルス禍に苦しむ飲食店を支えるサービスを生み出している。 店の負担を抑えるデリバリーやテイクアウトに便利なレンタル電動自転車の設置などだ。 入店制限や感染防止対策をとりながら、どう収益を回復するのか。飲食の「新常態」に応える市場が広がってきた。
単発アルバイトの募集サービスを提供するタイミー(東京・渋谷)は7月中旬から、東京都内で飲食店向けに新しいデリバリーサービスを提供する。 消費者に「12時30分」「19時」など30分単位で配達時間を指定してもらい、飲食店の従業員が届ける仕組みだ。 多くの飲食店ではデリバリーの注文が入るたびに料理をして配送する。30分単位で予約をまとめることで、複数の注文に集中的に対応できる。
「Uber Eats」など外部に配達を委託する場合、コストを吸収するため料理の価格を店内より高く設定する場合が多い。 タイミーは飲食店から受け取る利用料を注文金額の15%に抑えれている。 飲食店は利用者から300円の配送料を受け取るが、料理の価格は店内と同じにして割安感を打ち出す。 試験運用に参加した飲食店オーナーの菊川雄吾さんは「他の配達サービスと比べて3倍の注文が入る」と話す。
テイクアウトを使いやすくする取り組みもある。Luup(ループ、東京・渋谷)は東京都渋谷区や目黒区など65カ所に自社で開発した小型の電動自転車を設置した。 置いた場所のうち約6割が飲食店の空きスペースで、残りは最寄駅の周りやマンション近くなどにした。 10分100円で利用ができ、かさばる料理をテイクアウトしても楽に最寄り駅や自宅近くに帰れる。 飲食店にとっては徒歩圏内の住民以外にも商圏を広げられる。また、乗車料の5〜10%を受け取れる。
感染防止に配慮した仕組みも欠かせない。飲食店グルメアプリを運営するSARAH(サラ、東京・大東)は飲食店のメニューを電子化するサービスを開始した。 客がテーブル上のQRコードをスマホで読み込むとメニューが表示される。 他の客が使った実物のメニューに触れなくて済む。店のオススメ料理を表示でき、各料理の口コミも確認できる。 すでに30店舗が導入した。各店舗では、感染防止対策に加えて、接客が楽になったと話す。
繁華街には少しずつ人手が戻ってきたが、多くの飲食店は営業時間を短くしたり、座席の間隔を空けたりといった対策をとる。 工夫で収益をどう支えるか。スタートアップにとっては新市場に参入する機会にもなる。
テイクアウトやデリバリーの仕組みも、ますます変わっていき、まだまだ商機は多くありそうですね!
では本日も頑張って参ります。
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