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『(避難指示)に一本化』おはようございます。
本日7月27日は「政治を考える日」です。
1976年のこの日、ロッキード事件で田中角栄首相(当時)が逮捕された。 ロッキード事件とはアメリカのロッキード社が航空機の売り込みの際に、日本の政界に多額の賄賂を贈ったとされる疑獄事件で、その年のアメリカ上院外交委員会で発覚し、田中角栄前首相は逮捕された。
さて本日のお話は「(避難指示)に一本化」のお話です。
政府は、災害の危険が切迫している場合に自治体が出す避難情報の「避難勧告」を廃止して「避難指示」に一本化する方針を固めた。 これまで避難勧告を出していたタイミングで避難指示を発表することになる。
近年大規模な豪雨災害が相次ぐ中、避難を促す情報をよりわかりやすく整備し、住民の逃げ遅れを防ぐ。 災害対策基本法が規定する避難勧告、指示の見直しは1961年の同法制定以来初めて。政府は今後、内閣府の作業部会で見直し案を取りまとめ、21年の通常国会に災害対策基本法の改正案提出を目指す。
5段階の警戒レベルに基づく現在の制度では、災害発生の危険が高まった「レベル3」の段階で自治体が「避難準備、高齢者避難開始」を出し、高齢者など避難に時間がかかる住民は避難を開始する。
雨が強まるなどして「レベル4」に相当する状況になると、自治体は避難にかかる時間を考慮して「避難勧告」を発表し、対象地区の住民はすぐに避難を始める必要がある。 さらに災害発生が切迫した場合は「避難指示(緊急)」を出し、重ねて避難を促す。
避難勧告と避難指示はともにレベル4相当とされ、違いがわかりにくいと指摘されていた。 国が2019年の台風19号で人的被害があった市町村の住民約3000人を対象に行ったアンケート調査で、避難勧告・指示の内容を両方正しく認識していたのは17.7%にとどまった。 避難を開始すべきタイミングを本来の避難勧告ではなく避難指示と誤解している人も25.4%に上った。
警戒レベル4の「避難勧告」だとまだ様子見だと勝手に解釈していました。 「避難指示」だと危険性が高まっていると感じますし、対象地区の方が速やかに避難することが明確になるためこの方が良いですね。 ちなみに警報レベル5の「災害発生情報」は、すでに災害が発生している状況のため無理な移動などはせず、近くの安全な場所への避難や、垂直避難など命を守るための最善の行動を取る必要があります。
では本日はここまでとします。
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