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『コロナ対策でロボ需要』


みなさまお疲れ様でございます。

 

今日の天気は、台風が過ぎましたが東海地方は大荒れで、時折土砂降りの雨に見舞われましたね。

ただこれで日頃の猛暑から解放され、今週は30度以下の日々となりそうです。

夜は寒くなることも予想されます。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

 

 

さて本日のお話は「コロナ対策でロボ需要」のお話です。

 

新型コロナウィルス禍で工場での感染リスクが問題になる中、生産ラインで人間のそばで作業できるロボットの需要が高まっている。

国内最大手のファナックが2021年度中に3倍に増産し、三菱電機や芝浦機械も参入。「3蜜」を回避するため、日用品や食品など従来は手作業だった生産現場にも導入が広がりつつある。

 

人間のそばで働けるロボットは「協働ロボット」と呼ばれる。

自動車の組み立てなどに使われる従来型の産業用ロボットは高速で動き危険なため人間の作業エリアから隔てる必要があるが、協働ロボットは動作速度が遅くセンサーで人を感知して止まる機能も備える。

コロナ禍を機に導入し、生産性を大きく高める取り組みが相次いでいる。

 

ファナックは6月に発売した最新機種「CRXシリーズ」を増産する。

具体的な数は非公開だが、本社工場(山梨県忍野村)での月間生産台数を2021年中に現在の3倍に引き上げる。生産ラインの稼働時間の延長などで対応する。

 

三菱電機は日本や欧米の自社拠点で計数十台のデモ機の配置を進めている。価格は1台400万円(9月中は200万円)で、年間1000台の販売を目指す。

 

食品工場などから既に発注があり、包装済みの商品を箱に詰めるとしていた作業にあたる。

様々な生産現場に対応できるよう、カメラやバンド等は外部企業が開発した部品を取り付けられるようにした。

芝浦機械は2021年中に発売する。人の上半身に近い形状で部品のはめ込みやネジ締めができ、家電などの工場に売り込む。

 

 

協働ロボットとは人と肩を並べて働くロボット。人手不足や感染症予防を背景に製造現場での導入が進んでいる。

従来の産業用ロボットは安全策で人の作業エリアと切り離し、同じ作業を高速で繰り返すのを得意としていた。

対して協働ロボットは人をセンサーで感知して止まれるため柵無しで設置できる。1つのロボットを様々な用途に転用することが可能で、短期間で工程を変えていく少量多品種生産の現場に向いている。

 

今のコロナ禍では、人と人とのソーシャルディスタンスが必要な事と、感染症対策の問題も有り、人に代わって作業を担ってくれるロボットは大変便利な存在です。

元々ライン作業など、同じ動作を繰り返す仕事には大きな需要が有るロボット。

初期投資は大きくなりますが、文句も言わない、ミスもしない、給料も発生しない。

このコロナ禍を機にロボット化が推奨され、今後は無くなっていく職業(分野)が加速しそうです。

 

では本日はここまでと致します。


2020年9月 7日 19:46 |



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