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『はやぶさ2、新たな旅路』皆様お疲れ様でございます。
今日の最高気温は33℃ほどでしたが、大変暑い1日となりました。 夕方頃からは激しい雷雨もあり、今後しばらく、夕方などには落雷や突然の雨に注意が必要です。 明日から多くの方が連休となりますね。緊急事態宣言中なので不要不急の外出は控えて参りましょう。
さて本日のお話は「はやぶさ2、新たな旅路」です。
「はやぶさ2」とは、小惑星「りゅうぐう」に2018年6月に着陸し、人工的なクレーター(くぼち)を作り、砂や石を採取するという世界初の偉業を成し遂げた宇宙探査機です。 この石や砂は、46億年前の太陽系の誕生が解明されるかもしれない貴重なサンプル、はやぶさ2は2020年12月に地球に帰還し、サンプルの入ったカプセルを地球に投下する計画だ。 更には、新たな小惑星へと約10年を掛け旅に出ようとしている。夢とロマンの新たな旅路です。
以下、ご興味のある方はお付き合いください。
小惑星「りゅうぐう」へ着陸した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が12月6日に地球に帰還する。小惑星のかけらが入ったカプセルを地球へ投下した後、およそ10年をかけて別の小惑星を目指す新たな宇宙探査へと旅立つ。 はやぶさは小惑星の地下にあった物質の採取に成功したとみられ、カプセルの中の試料は太陽系の成り立ちなどを探る貴重な手がかりになると期待される。
はやぶさ2は、2010年に小惑星「いとかわ」の微粒子を地球に持ち帰った初代「はやぶさ」の後継機だ。 14年12月に打ち上げられ、15年12月に地球の重力を利用して軌道を変える(スイングバイ)を実施。小惑星りゅうぐうに18年6月に到着した。 りゅうぐうは直径約900メートルでそろばん玉のような形状だ。 表面はゴツゴツとした岩塊に覆われ、着陸に適した平らな場所が少ない。
当初は1回目の着陸を18年10月に予定していたが、約4ヶ月後に延期。りゅうぐうの地形の立体地図を作り、安全に着陸できる場所を慎重に絞り込んだ。 19年2月、1回目の着陸を成功させ、地表の砂や石を採取できた模様だ。19年4月、はやぶさ2は小惑星に人工的にクレーター「くぼち」を作る世界初の実験にも成功した。 クレーターを作ったのは衝突で地面を掘り返し、中の物質を露出させるためだ。地中は地表に比べて太陽光や宇宙線による「風化」の影響を受けにくい。 太陽系が誕生した46億年前の痕跡を残すとされる。
19年7月、はやぶさ2はクレーター近くへの着陸に成功した。目標地点との誤差が60センチと言う高精度の着陸を成し遂げ、クレーターの周囲に飛び散って積もった中の砂や石を採取できた。
はやぶさ2は19年11月にりゅうぐうを出発した。地球に向けて飛行し、20年12月6日に小惑星の試料が入ったカプセルをオーストラリア南部の砂漠に着陸させる予定だ。カプセルは大気圏に秒速約12キロで突入。 パラシュートを開いて速度を緩め、信号を発しながら着陸する。信号をアンテナやレーダーで探すほか、カプセルが大気圏突入時に明るく光る軌道も手がかりにして回収する。
はやぶさ2には大きなトラブルもなく、探査機は健全な状態。地球帰還時に主力のイオンエンジンの燃料は半分程度残っている見通しだ。 はやぶさ2は「拡張ミッション」として宇宙探査を続ける。 JAXAは残りの燃料で到達できる354もの天体の中から、目的地の候補を2つの小惑星に絞り込んだ。いずれも平均直径が約10メートルと小型で、自転周期が約10分と高速で自転しているのが特徴だ。
2つの小惑星は高速で自転して遠心力が強い環境であるため、多くの岩石が集まったりゅうぐうなどとは構造が異なると推定される。 これまで探査されたことのない種類の天体で、科学的な成果が期待できる。
JAXAは9月をめどに計画を決定する。はやぶさ2は初期の目的を全て達成し、拡張ミッションは挑戦だ。打ち上げから15~17年という長期にわたって機器の性能を試す。はやぶさ2プロジェクトマネージャーの津田雄一さんは「いわば減価償却された探査機を有効活用するもの。積極的に面白い成果を狙いたい」と話す。
はやぶさ2の新たなミッション、壮大な夢が実現できると良いですね。
では本日はここまでと致します。
『ネットに引き込む異色カフェ』皆様お疲れ様でございます。
今日の最高気温は35℃ほどで、大変暑い1日となりました。 熱中症にはくれぐれもご注意ください。 また本日は愛知県独自の「緊急事態宣言」が出されました。 益々コロナによる感染の不安が増してきておりますので、不要不急の外出やお盆による帰省は、出来る限り控えて行きましょう。
さて本日のお話は「ネットに引き込む異色カフェ」のお話です。 売り方改革「D2C」の第4弾です。
ネットと厨房をダイレクトで繋ぐ、そんな異色カフェ。 新型コロナの影響で店内営業が難しくなった今、多くの飲食店が宅配や弁当販売で乗り切ろうとしている。 一方、最初からネットでの販売を目的とした異色のカフェが2月、東京店麻布十番にオープンした。 自社のネットサイトで、自社で製造した商品を自社チャネル経由で消費者に直接販売するというものである。「メーカー直販EC」「DtoC」とも呼ばれ、もともとアパレルや美容系の業界で多く見られるが、その飲食店での形態が話題を呼んでいます。
以下ご興味のある方は少々お付き合いください。
サンフランシスコ国際空港から車で10分の殺風景な倉庫が立ち並ぶ一鶴。「えっ、ここで合ってる?」。そうつぶやきつつ若者が立ち寄る話題のお店がある。「ホックド・ドーナツ」。 オーナーのジュディ・シソンはコロナを受けて「私たちも変わる時だと直感した」と話す。
コロナ禍に直面する今、多くの飲食店がネットに活路を求めている。一方最初からネットでの販売を目的とした異色のカフェが2月、東京店麻布十番にオープンした。 この「テイラードカフェ」を運営するカンカク(東京・港)代表の松本龍祐は「リアルのお客をネットに引き込むのが狙い」と話す。
カンカクは2019年8月に開いた1号店で完全キャッシュレスを導入。 続く麻布十番店では定額課金のサブスクリプション型のコーヒー販売を取り入れた。 注文や決済のためにアプリをダウンロードしてもらい、それを入り口にしたD2C型のネット販売を見据えていた。
4月にコロナにより営業時間の短縮を迫られた時点でアプリの利用者は3000人、この財産を生かそうと考えた。 八丈島産の牛乳で作ったチーズなど、「東京」にこだわった食材で作る冷凍パフェをネットで売ると、あっという間に売り切れた。 今後はクッキーなど、カフェ発の食品を追加していく予定と言う。
ネット思考のカフェを作った松本は飲食業ではちょっと変わった経歴の持ち主でもある。 かつて写真加工アプリをヒットさせ、その後に入社したメルカリでは決済サービス「メルペイ」を立ち上げた。「メルペイは最大にして最高の松本作プロダクト」。 メルカリ創業者の山田進太郎は昨年、松本が会社を去る際にこんな言葉を贈った。
松本は21歳の頃にカフェの経営を任されたものの、うまくいかず、起業家になって見返そうと誓った過去がある。それから18年。ネット業界での経験を生かし、新たなカフェの姿を作り出そうとしている。 https://jp.techcrunch.com/2020/02/21/kankak-tailored-cafe/
目から鱗、売り方改革。製造業や色々な業種で、やれる事はもっと多く有りそうです。 では本日はここまでといたします。 『もう、さばき切れない』皆様お疲れ様でございます。
今日はとても暑かったですね。 最高気温は36℃ほどでしたが、明日も34℃近くまで気温が上がりそうです。 熱中症にはくれぐれもご注意ください。 また明日には愛知県独自の「緊急事態宣言」が出される見通しとなり、益々コロナによる感染の不安が増してきております。 不要不急の外出やお盆による帰省は、出来る限り控えて行きましょう。
さて本日のお話は「もう、さばき切れない」のお話です。 昨日に引き続き売り方改革「D2C」の第3弾です。
今後、ネットショップに登録し、売りだそうと思っているが、アマゾンや楽天などは、ハードル高くて躊躇している貴方に朗報です。 個人や個人商店などが、誰でも無料で簡単にネットショップオーナーになる事ができ、お試し感覚で使える仕組みがこの「BASE」に有ります。 またPCのスキルも不要で、決済サービスもついている。初心者にはメリットが多い仕組みです。
以下ご興味のある方は、お付き合いください。
政府が新型コロナウィルス対策で緊急事態宣言を出した4月7日。 ネットショップの開設を支援するビジネスモデルで「和製ショッピファイ」とも呼ばれるBASE(東京都・港)創業者、鶴岡裕太の日常は、この日を境に大きく変わった。
「もう、さばききれません」。 BASEを使ったオンライン店の取引がピークを迎える毎日午後7時過ぎ。社内で使うビジネスチャット「スラック」で悲鳴が上がる。 BASEの仕組みを使うネット店舗の4月の流通総額は3月の2倍に。 リアルでの休業を余儀なくされた店舗が次々とネットになだれ込んだ。
サーバーの負荷が限界に達しつつあり、買い物のピークが過ぎる午後11時台まで気が抜けない。ストレスからくるのか、じんましんを抑える薬が手放せず、日付が変わってからオンライン会議を開く日々が続いた。
「こんなときのためにBASEをやってきたんだ。ここを乗り越えられないんだったら、何のための7年半だったのか」。 5月には創業から7年半で出展者は100万の大台に乗った。システム増強などでこの頃、ようやく危機的な状況を脱した。
2012年、大学を休学してベンチャー企業で働いていた鶴岡は決済サービスを作ろうと考えた。先行する米ペイパルなどと差別化するヒントは、大分市で小さな婦人服店を経営する母のつぶやきにあった。 「インターネットでお店を持ちたいけど、楽天とかはちょっと難しそうね」。それなら決済サービスに追加してネット出店を支援したらどうか。 自身の母のようにパソコンが得意ではない地方の個人商店主でも簡単にネット店舗を開けるサービスとしてBASEを始めた。
「当時は長期戦になることを覚悟していた」。鶴岡は事業拡大に時間かかると見ていたが、2年ほど前から風向きが変わり始めた。個人や中小企業が主役になれるD2C(ダイレクト・ツー・コンシュマー)の発想が米国から到来。 せんべい界のニューウェーブとして「おつまみ系」で知名度を上げた、煎餅ブラザーズや、女子の心をくすぐるアクセサリーの「Liquem(リキュエム)」などスターブランドが生まれた。
そんな中で起きたコロナによる出店ラッシュ。かつて描いた超長期戦の構図は突然崩れたが、やる事は変わらない。「ネットショップの入り口にもなることに集中し続ける」。急成長にも気負いはない。
https://kigyolog.com/article.php?id=604
なにか素晴らしい可能性を感じますね。 私自身はまだ登録はしていませんが、自社製品などが出来たら是非出店したいです。 最初のきっかけとしてはとても良い仕組みだと思いますね。
では本日はここまでと致します。
『店では売らない』皆様お疲れ様でございます。
今日はとても暑かったですね。 最高気温は34℃ほどでしたが、明日も35度近くまで気温が上がりそうです。 熱中症にはくれぐれもご注意ください。
さて本日のお話は「店では売らない」のお話です。 昨日に引き続き、売り方改革(D2C)の第二弾です。
最初読んだ時は大変不思議な感じがしましたが、今までの小売り店の常識が変わってきております。 「売らないから楽しめるお店」って確かに気軽に行けて、面白い。 今のネット通販時代、これからはこの様なスタイルが流行って行くのでしょうか。
以下ご興味のある方は少々お付き合いください。
1日、丸井グループが運営する新宿マルイ本館1階(東京・新宿) に「データを売る店」がオープンした。 米シリコンバレー発のb8ta(ベータ)だ。 テーブルの上には化粧品や電子ペンが並ぶ。80種類以上で、多くは無名の作り手による個性的なデザインや機能を持つD2C(ダイレクト・ツー・コンシュマー)の商品だ。
「ここで商品を買ってもらうことが目的ではない」。 目的はお客の行動データを取ること。どんな客がどんな商品に関心を持つのか、天井の無数のカメラが目を光らせる。 店の顔とも言える一階にべータを招いたのは、百貨店の完全否定とも言えるビジネスモデルの大転換に挑むからだ。 「ものを売らない店になる」。丸井グループ社長の青井浩は宣言する。
きっかけはニューヨークで見た光景だ。D2Cの先駆者、眼鏡店のワービー・パーカー。 店頭を覗くとお客が楽しそうに試着しているが、その場で買うことをなく店を後にする。「あんなに楽しそうなのは、売らないからなんだよなぁ」。 あおいは思わずつぶやいた。店舗は顧客との接点を作るために存在し、売るのはネットで良い。 D2Cが体現するリアルとネットの融合がそこにあった。
昭和6年創業の丸井は戦後、アパレル販売で成長してきた。だが2008年の金融危機で赤字に落ち込むと実態の見直しに着手していた。 「お店が服ばかりで気持ち悪い」「接客が怖い」。 改めてお客の声を拾うと、それまでの百貨店方式の限界が見えてきたという。ものを売るのではなく体験的にシフトできないか。収益の確保はテナントからの家賃でいい。
この方針転換が確信に変わったのが17年にカナダのフィットネスアパレル、ルルレモン・アスレティカを誘致した時のことだ。 ルルレモンの店舗は商品の販売より、ヨガ教室等体験に重点を置くことで知られる。同社は20年2~4月期に売上高の5割強をネット経由で稼いだ。 「我々には1つだけやってはいけないことがある。それはお店で売ろうとすることだ」 ルルレモン創業者の教えだ。
ここから丸井の「売らない店」への転換が始まった。体験型店舗の割合は24年3月末までに60%にする計画を掲げる。 日本の小売店は近年ネットの脅威にさらされていた。ネットに主戦場を移す丸井は「売らない店」への転換で新境地を開こうとしている。
ネットとリアルの融合の新境地ですね。 「データを売る店」、今度そのようなお店が有ったら、是非覗いてみようと思います。
では本日はここまでといたします。
『コロナで一変、個が主役』皆様お疲れ様でございます。
今日の最高気温は32℃ほどでしたが、明日は35度近くまで気温が上がりそうです。 熱中症にはくれぐれもご注意ください。
さて今日のお話は「コロナで一変、個が主役」のお話です。
売り方改革、D2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)と呼ばれる新しい流通の形です。 D2Cの基盤を提供する、カナダのショッピファイの売上高は前年同期比、2倍に増えた。 アマゾン・ドット・コムなどの既存の流通店を通さず、お客とオンラインにて直接、個人経営が出来る仕組みです。
以下興味のある方は少々お付き合い下さい。
米サンフランシスコ。坂道におしゃれな店が集まるフィルモア通りは、7月末になっても人影が消えたままだ。窓がベニヤ板で塞がれた雑貨店の中で、チャンドラー・タンは画面の向こうのお客に問いかけていた。
この日は自ら生地を選んで職人に作ってもらった11種類のマスクをインスタグラムに投稿した。 それから数時間で次々と注文が舞い込み始めた。「今日も売れている」。ほっと一息つく。
カラフルなキッチン用品や文具を集めた雑貨店を開いたのがほんの8ヶ月前。人通りの絶えない場所柄、すぐに軌道に乗ったが、3月半ばに新型コロナウィルスの影響で休業を余儀なくされた。 活路はネットにあった。タンは寝る間を惜しみ10日でオンライン店の移転を完了。
一時0になった売り上げがコロナ前の6割まで戻った。
高級百貨店ニーマン・マーカスなどが破綻する中、タンのような無名の商店主が向かったのが、D2C(ダイレクト・ツー、・コンシューマー)と呼ばれる新しい流通の形だ。 既存の流通店を通さず、アマゾン・ドット・コムも返さない個人経営のオンライン店。お客とSNSでつながるため広告費も抑えられる。 いち早く定着し始めた米国では、コロナを受けて「ポスト、アマゾン時代」の小売の形として急拡大している。
D2Cの基盤を提供するカナダの「ショッピファイ」の4~6月の売上高は、7億ドル強(約7500億円)と前年同期日2倍に増えた。 以前からアマゾン・キラーの異名を取るが、ここにきて急成長した裏にはコロナがもたらす非接触型社会をD2C定着の好機に変えた点も大きい。 株価は去年末の2倍以上で時価総額は1200億ドルを超す。
オンラインでのチップ機能やギフトカードを追加し、派手さはないが確実に身銭が入る仕組みが、名もなき(パパママショップ)の指示を得た。 通販サイトを急ごしらえしたタンも「サイトをカスタマイズしやすいショッピファイに移そうかと考えている」。
米調査会社のeマーケターによると、20年の米国内のDSCブランドの売上高は合計178億ドルに達する。 ネット通販市場全体の2%程度だが、前年比の成長率は24%で既に2兆円規模になる。「個」が主役となる売り方改革。その波は日本にも押し寄せている。
今のコロナでの状況に合った、小さな店主が生き残るための機能が多く、今後は日本でも主流になっていきそうです。 そして、個人の本業でも副業でも簡単に経営が出来る時代が来るかもしれませんね。
では本日はここまでといたします。
『NY金、初の2000ドル越え』皆様お疲れ様でございます。
今日の最高気温は35℃となり、いよいよ梅雨明け宣言されました。 コロナ禍でございますが、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。 さて本日8月1日は「水の日」です。 国土庁(現在の国土交通省)が1977年に制定。 一年を通して8月が1番水を使う量が多い月であることから、その月の最初に節水を呼びかけるためにこの日を記念日とした。
さて本日のお話は「NY金、初の2000ドル越え」のお話です。
金の国際価格が初めて1トロオンイス2000ドルを突破しました。国際市場のNY金先物は1トロオンイス2005ドルまで上昇し、過去最高値を更新しました。 新型コロナウィルス感染拡大が収まらず、世界で経済の停滞が長期化するとの観測が強まり、安全資産とされる金が買われた 形で、低金利やドル安の進行も金価格を更に押し上げている模様です。
ご興味のある方は以下お付き合いください。
金先物は7月27日に、2011年9月6日に付けた過去最高値の1923ドルを9年ぶりに突破。その後も上昇を続け、節目の2000ドルを上回った。 年初来の上昇率は30%を超え、7月の1ヵ月間だけで12%上昇した。 9年前は欧州債務危機や米財政問題など欧米の債務問題をきっかけに、短期間で金が上昇した。 ただ、1900ドル超の高値は長く続かずに相場は反転した。
一方足元の上昇の要因は9年前より複合的だ。まずコロナ禍に伴い世界中で経済の先行き不透明感が一斉に強まったことだ。 米国では7月30日発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)が過去最大の落ち込みとなるなど、経済の早期回復への期待が薄れつつある。 こうした中、安全資産とされる金に資金が向いやすい。 米国など各国が景気下支えのための金融緩和や財政拡大を強力に進めていることも挙げられる。緩和や財政拡大でばらまかれた資金が将来的に物価を押し上げ、通貨の価値を低下させるとの見方が強まった。 米国など各国は景気下支えのための金融緩和や財政拡大を強力に進めていることも挙げられる。 緩和や財政拡大でばらまかれた資金が将来的に物価を押し上げ、通貨の価値を低下させるとの見方が強まった。
金投資の裾野の広がりと言う市場構造の変化もある。金を裏付資産にもつ上場投資信託(ETF)への資金流入は年初から7月27日時点で478億ドル(5兆円)に達する。1ヵ月弱で80億ドル超増えた。 9年前の年間量どころか、年間最高だった16年の230億ドルもはるかに上回る。 ETFには、短期マネーだけでなく、近年は年金基金などの機関投資家や、個人も多く流入するようになっている。
ただ足元の相場上昇は急ピッチだ。中国では大手金融機関が顧客の貴金属の新規投資の抑制に動くなど、相場の行き過ぎを警戒する動きも出始めている。 住友商事グローバルリサーチの鈴木直美氏は「コロナ禍で宝飾需要など金の需要は激減しており、投資マネーが金を支えている」と分析。実需から離れた相場のアンバランスさを指摘する。 マーケットアナリストの豊島逸郎次は「高水準に積み上がったETFの利益確定売りには警戒も必要だ」と語る。
やはり無国籍通貨と言われるだけ「金」は不況に強いですね。 ただ、重要とかけ離れた「金」の上昇、投資による過熱感が危険水域に達してきており、一旦調整が入りそうです。 購入したい方、出来る方は、しばらく待った方が良さそうです。
では本日はここまでといたします。
『請求書、完全電子化』皆様お疲れ様でございます。
明日の午後には梅雨明けしそうです。 今年の夏は梅雨明け後、かなり暑くなる様で、9月に入っても残暑が厳しい日が続くとの事です。くれぐれも熱中症にはご注意下さい。 また本日、愛知県だけで、新型コロナによる新規感染者数は160人となり、名古屋市だけでも100人以上と、歯止めが効かない状況になってきて居ります。 外出の際はマスク着用、そして物には触れず、密にならぬ様くれぐれもご注意ください。
本日7月30日は「プロレス記念日」です。
1953年のこの日、力道山が中心となり日本プロレス協会が結成された。
さて本日のお話は「請求書、完全電子化」のお話です。
企業間でやり取りする請求書の完全なデジタル化に向け、データ仕様を統一する取り組みが始まる。政府とソフトウェア企業など約50社が近く協議を開始し、2023年までに導入を目指す。 会計や税に関する作業を効率化し生産性を高める。
日本のデジタル化は海外に比べて遅れている。電子商取引の利用率は経済協力開発機構(OECD)に加盟する38 ヵ国中で20位にとどまる。 インド大手調査会社のザ・インサイトパートナーズによると、世界の電子請求書関連の市場は19年で48億4000万ドル(約5000億円)で日本は約1億6000万ドル。非効率な作業が多いと競争力に響く。
欧州連合(EU)は08年に請求書は受発注等の電子取引文書の仕様を決めた。スウェーデンやデンマークなどは政府と企業間の請求書のデジタル化を義務づけ、イタリアは19年に企業も含めて全て義務化した。 米国は業界で仕様が異なるものの、政府の電子調達ではデジタル請求書の発行を推奨している。
日本も対策に乗り出す。企業が製品やサービスの代金を求める際に出す請求書は通常、紙の書類の郵送やメールで請求先に届ける。受け取った企業は自社のシステムの仕様に合わせてデータを入力し直す必要がある。 仕様が同じメーカーのソフトを導入していないと請求書データは自動的に会計システムと連携せず手間がかかる。大企業では業界内で同じ仕様の活用が進むものの、電子で完結する取引先は2割程度とみられる。
23年10月からは、特に中小企業の負担が高まる見通し。消費税率10%と軽減税率8%の商品を区別し、請求書に税額や売上高を記さないと控除が受けられなくなる「インボイス制度」が始まる。
政府と民間のシステム、ソフト会社が協議会を立ち上げた。クラウド会計ソフトでシェア1位の弥生(東京・千代田)や、「鑑定奉行」等の会計システムを販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)など約10社が参加する。 クラウドで書類をやり取りするサービスの米トレードシフトも加わり最終的に約50社の参加を見込む。
請求書データの入力、参照を各企業がクラウド上で進められるシステムを開発し、取引先への入金や領収書作成を自動的に進める機能を加える。 紙の保存を不要にする規制緩和は既に実施されており仕様の統一でデジタル化が進む。企業は1枚の請求書に人件費やシステム費用で650円以上をかけている。デジタル化で100円程度に抑えられそうだ。
中小向けに月数百円程度で使えるクラウドサービスも開発し、政府は導入費用の補助を検討する。 オンラインで可能な税務申告や、雇用保険、年金保険等行政向けの書類作成等とも連携する。 協議会が年内にも共通仕様を固め、22年秋から順次サービスを始める。
新型コロナウィルス拡大を受け政府がテレワークを積極的に推奨しています。 ただ、まだまだ日本社会は印鑑社会で、そのためにわざわざ会社に来る必要があるため、それがなくなる事は大いに良いと感じます。 またクラウド上で、自動で仕分けやデータ処理がなされ大変便利になりますが、全て情報が筒抜けで何かと難しい世の中となりそうです。
では今日はここまでとします。
『愛知県で感染済拡大』皆様お疲れ様でございます。 最近は社員が帰った後の夕方に、まったりとアップしております。
本日7月28日は「地名の日」です。
日本地名愛好会が2008 (平成20)年に制定。 アイヌ語地名研究科・山田秀三の1992年の命日であり、地名研究科・谷川健一の1921年の誕生日であることから。
さて本日のお話は「愛知県で感染済拡大」のお話です。
中部地方で新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかからない。 愛知県内の新たな感染者確認は7日連続で50人を超え、23日は過去最多の97人を確認した。 7月1日から26日までの感染者数は571人。6月までの合計を上回り、54%が感染経路不明で市中感染の懸念もくすぶる。 県は軽傷者向けの宿泊施設を近く再開するなどし、感染増に対応する方針だ。
「第二波までの感覚がこんなに短いとは」 「ここで議論しても全然時間が足りない」。 27日に県庁で開いた愛知県新型コロナウィルス感染症検証委員会で、医療関係者からは感染急増を懸念する声が相次いだ。 27日も新たに76人の感染を確認。21日以降感染者数は連日50人を超えている。
拡大の大きな要因となったのが名古屋市中区の歓楽街「錦3 (キンサン)」だ。 関係者によるとカラオケバーや会員制クラブの常連客や従業員に感染が相次いでいる。さらに錦3以外の飲食店などでも感染が確認されていると言う。
感染者は20~30代が多く、症状は軽い。そのため自覚がなく飲食店を利用したり、人と会ったりして感染を広げている可能性があるとみられる。 市は感染者と接触のあった人を割り出して検査を実施しようとしている。だが調査に協力的でない人も多く感染が拡大している。
県内でも新型コロナ感染者向けの病床として医療機関などに500床超を確保した。 現在は軽症や無症状の人が全体の9割以上を占めるため自宅療養をしている例もある。 感染症に対応するため28日から軽症者を受け入れる生活施設を再開する予定だ。
県は27日の検証委員会で感染の再拡大に備えて5月に発表した3つの独自指標に関わる4つの新指標を示した。 新規感染者数、陽性率、入院患者数、重症者数の4つからなり、例えば新規感染者数が過去7日間の平均で1日20人を超えれば「厳重警戒」、40人を超えれば「危険」の領域となる。
この指標に基づくと新規感染者数は「危険」に入る。ただ事業者への休業要請等強力な措置について大村知事は「患者の数を注視した上で適切に判断する。 過程の話はお答えしない方が良い」と慎重だ。現在の感染者の大半は症状が軽く動向を見極める考えとみられる。
大村知事はこの日、新型コロナ対策の条例を策定する意向も示した。感染予防への協力を県民や事業者の責務とし、県独自の緊急事態宣言や症状が重くなりやすい高齢者への配慮に関する規定を盛り込んだ。
本日、愛知県ではとうとう110名の感染者数となりました。 噂では、症状があるのに検査を受けれない状態でのこの数字、陽性率も40%近くと異常な状態だそうです。 今後更に感染拡大していく事は確実となり、またしばらく錦に限らず接待を伴うお店や飲食店などは極力控えた方が良さそうです。
では本日はこれまでと致します。
『(避難指示)に一本化』おはようございます。
本日7月27日は「政治を考える日」です。
1976年のこの日、ロッキード事件で田中角栄首相(当時)が逮捕された。 ロッキード事件とはアメリカのロッキード社が航空機の売り込みの際に、日本の政界に多額の賄賂を贈ったとされる疑獄事件で、その年のアメリカ上院外交委員会で発覚し、田中角栄前首相は逮捕された。
さて本日のお話は「(避難指示)に一本化」のお話です。
政府は、災害の危険が切迫している場合に自治体が出す避難情報の「避難勧告」を廃止して「避難指示」に一本化する方針を固めた。 これまで避難勧告を出していたタイミングで避難指示を発表することになる。
近年大規模な豪雨災害が相次ぐ中、避難を促す情報をよりわかりやすく整備し、住民の逃げ遅れを防ぐ。 災害対策基本法が規定する避難勧告、指示の見直しは1961年の同法制定以来初めて。政府は今後、内閣府の作業部会で見直し案を取りまとめ、21年の通常国会に災害対策基本法の改正案提出を目指す。
5段階の警戒レベルに基づく現在の制度では、災害発生の危険が高まった「レベル3」の段階で自治体が「避難準備、高齢者避難開始」を出し、高齢者など避難に時間がかかる住民は避難を開始する。
雨が強まるなどして「レベル4」に相当する状況になると、自治体は避難にかかる時間を考慮して「避難勧告」を発表し、対象地区の住民はすぐに避難を始める必要がある。 さらに災害発生が切迫した場合は「避難指示(緊急)」を出し、重ねて避難を促す。
避難勧告と避難指示はともにレベル4相当とされ、違いがわかりにくいと指摘されていた。 国が2019年の台風19号で人的被害があった市町村の住民約3000人を対象に行ったアンケート調査で、避難勧告・指示の内容を両方正しく認識していたのは17.7%にとどまった。 避難を開始すべきタイミングを本来の避難勧告ではなく避難指示と誤解している人も25.4%に上った。
警戒レベル4の「避難勧告」だとまだ様子見だと勝手に解釈していました。 「避難指示」だと危険性が高まっていると感じますし、対象地区の方が速やかに避難することが明確になるためこの方が良いですね。 ちなみに警報レベル5の「災害発生情報」は、すでに災害が発生している状況のため無理な移動などはせず、近くの安全な場所への避難や、垂直避難など命を守るための最善の行動を取る必要があります。
では本日はここまでとします。
『IoT標的、6割備えなし』おはようございます。 今日の天気は曇りのち雨、最高気温は31度となり午後2時ごろから雨は降り始める模様です。
本日7月21は「日本三景の日」です。 日本三景観光連絡協議会が制定。 「日本国寺跡考」で松島・天橋立・宮島が日本三景として絶賛した林鵞峰の1618 (元和4)年の誕生日。
さて本日のお話は「IoT標的、6割備えなし」のお話です。
昨日に引き続き、サイバー攻撃の脅威についてです。 世界各国に比べて日本の対策は大きく後れを取っています。 ご興味のある方は以下お付き合いください。
「IT部門は今もアラートが鳴りっぱなしだ」。6月に大規模サーバー攻撃を受け、世界9工場の生産停止に追い込まれたホンダ。 工場は数日で再稼働した一方で、7月に入っても業務全体に影響が出ている模様だ。 同社の社員は「在宅勤務のパソコンが攻撃され、データ初期化を余儀なくされた」と打ち明ける。
標的はホンダだけではない。NEC やNTTコミニュケーションズなど防衛を支えるはずの企業が攻撃を許し、情報漏洩させる例が相次いでいる。 三菱電機から流出したとみられるのは、防衛省が研究を進める最新鋭の高速滑空ミサイルの性能に関する情報だ。 同社は米国防総省が取引企業に課す「米国立標準技術研究所(NIST)規格」のセキュリティー基準を満たし、防御が破られた場合でも、被害の拡大を抑える複合的な仕組みを導入していた。 それでも守りきることができなかった。攻撃者が痕跡である通信記録を消し去ったため、三菱電機は事実関係の調査、分析に半年を要した。
軍事組織が標的するのか電力や通信など、有事の際に混乱を引き起こさせる重要インフラだ。 今年2月には米天然ガスの圧縮施設がサイバー攻撃で操業停止した。7月にはイランの核施設で火災が発生した。イスラエルなどが関与したとの見方がある。
こうした攻撃が工場などで使われるIoTにも向けられ始めた。イスラエルのセキュリティー会社VDOO(ビドゥ)は、インターネットにつながる機器数は2020年の350億から24年に830億に拡大する一方、57%が適切な防御機能を備えていないと分析する。 同社の推定では、19年上半期だけで前年同期の7倍にあたる1億回超の攻撃があったと言う。
世界各国はサイバー空間を安全保障の重要分野と位置づけ始めた。米国はサイバー軍を独立させ統合軍に昇格させ、6千人以上の人員を揃える。中国は戦略支援部隊の下に10万人規模を抱えるとされ、人民解放軍や情報機関に加え民間のハッカー集団などがサイバー攻撃に関与する。
国をバックにした攻撃に企業単独で対抗するのは困難にもかかわらず日本政府の動きは遅い。 防衛省は陸海空自衛隊で混成する「サイバー防衛隊」を来週までに290人増やすか、有事と判断されない限りは「調査、研究しか許されない」。 防衛産業が狙われても、積極的な対応には出られない。
企業や国にとって重要な情報を守るには、迅速な発動が不可欠だ。被害の報告制度や業界をまたいだ共有の仕組みなど、官民一体で対策を急ぐ必要がある。
ネット社会で世界が繋がった今、便利になった反面、世界の何処からも攻撃出来、サイバー空間での戦争も危惧されます。 今後もセキュリティー対策での費用や多くの問題で悩まされそうです。 こうなると昔の時代の方が良かったと感じますね。
では本日も頑張って参ります。
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