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『エネルギーバトル、技術が変える供給網』


おはようございます。

今日の天気は晴れ、最高気温は10度となり今日の夜中にはかなり冷え込み、1度となる見込みです。

体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 

本日1月21日「ライバルが手を結ぶ日」です。

1866 (慶応2)年のこの日、長州の木戸孝允(たかよし)、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕のために薩長同盟(薩長連合)を結んだ。

 

 

さて本日のお話は「エネルギーバトル、技術が変える供給網」のお話です。

少々長くなりますがご興味のある方はお付き合いください。

 

電力の主役は電力会社から個人や新興企業に移ろうとしている。

自然エネルギーを使った発電技術とIT (情報技術)が急速に発展し、個人間や地域内で電力を自在にやり取りできるようになったためだ。

電力会社が大型発電所で作った電気を自社の送電網で送るといった当たり前だった景色が変わりつつある。

 

「不便を感じずに環境貢献ができてうれしい」。

ドイツ南部に住むエンジニアのトーマス・フリューガーさんは、「独ゾネン」の蓄電池を使った電力サービスを高評価する。

2010年創業の同社は契約者間で電力を融通し合う仕組みを実用化。顧客は欧州で5万人いる。

 

蓄電池とソーラーパネルを家庭に取り付ける初期費用に平均200万円かかるが、月に約20ユーロ(2400円)支払うフリューガーさんは年間の電気代が6分の1程度になった。

今は月額料金ゼロが標準プランだ。

 

電気は需要と供給が一致しないと停電が起きる。

日本の電力会社は多くの発電所を抱え、その稼働率の変化で供給量を調整して対応する役割を担ってきたが、ゾネンはそれを崩す。

 

強みは人工知能(AI)に基づくアルゴリズムによる調整だ。

電気が余分なところから足りてない所へ、安く作れる場所から市場で高く売れる場所へと自動で判断する。

利用者は自ら気づかない間に、共有し合い、家庭で必要な分を賄う。

 

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は蓄電池の価格が30年までに16年の約4割に下がると見る。

中国企業の増産を背景に、さらに下がると指摘する関係者もおり、ゾネンのような活用が広がりそうだ。

 

国際エネルギー機関(IEA)によると、新興国の経済成長を背景に電力需要は40年に17年の1.5倍に増える。

その4割を太陽光など再生占める見込みで発電の主役も石炭から交代する。

 

大型の石炭火力や原子力発電の発電能力は約100万キロワット。

国内の家庭の電力消費量は1ヵ月250〜260キロワット時で、家庭用太陽光の月間発電量は300キロワット時超が多いとされる。

 

蓄電池でためたり、地域で融通できたりすればマネジメントは可能だ。

大型発電所や、それをつなぐ長い送電網を巨額の投資で作らなくても、電力ビジネスを展開できるようになる。

 

電力の自由化で先行した欧州では電気を作る会社、送る会社、売る会社など、機能ごとの再編が進んだ。

既に英独では石炭などの化石燃料よりも再生エネの発電量が上回る月もある。

 

電力大手は石炭やガス、原子力等の大型発電所の効率をどう高めるかにばかり力を入れてきた。

ただ競争のルールそのものが大きく変わり、エネルギー産業は、転換期を迎えている。

 

大手を介さず個人で融通出来る電力。

需要はますます増えていきそうですね。

 

では本日も頑張って参ります。


2020年1月21日 09:25 |



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