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『中国戦略都市、機能不全』おはようございます。 今日の天気は快晴、最高気温は11度と比較的暖かい1日となりそうです。
本日2月4日は「ぷよの日」です。 2003年12月、セガが同社のゲームソフト「ぷよぷよ」のPRのために制定。 「ぷ(2)よ(4)」の頃合わせ。 かつては(ぷよぷよ)の開発元であるコンパイルが毎月24日を(ぷよの日)としていた。
今日のお話は「中国戦略都市、機能不全」のお話です。少々長くなりますがご興味ある方はお付き合い下さい。
新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大が中国の製造業を直撃している。 発生地の湖北省武漢は素材、自動車、ハイテクと幅広い産業が集まる戦略都市だが、 春節(旧正月)休暇前に始まった他省との交通封鎖の範囲は広がっており、企業の休業が長引く恐れが強まっている。 物流が滞れば中国全体の生産が低下し、世界貿易が縮小するリスクが高まる。
新型肺炎の感染拡大は続き、省都の武漢市で1月23日に始まった交通封鎖は湖北省のほぼ全域に広がった。 2月3日までに省内17の市・自治州のうち既に16が封鎖されている。各都市それぞれ人や物の移動を制限し、供給網は完全に分断された。 この影響で北部の北京と南部の広州を結ぶ高速鉄道は中間に位置する武漢を通過(不停車)になり、長江も船の運行が規制されている。
企業活動の再開も他地域より遅れている。 上海市や広州省などは現時点で休業を9日まで伸ばすよう企業に求めるが、この湖北省は13日まで営業再開できない上、 感染状況によっては休業や交通封鎖がさらに続く恐れがあり、国内外との供給網も脅かす。
武漢市は大河川の長江と漢江の合流地点に位置する中国国内陸部の交通要所で、自動車産業などが集積している。 湖北省は世界2位の中国国内総生産(GDP) 4%を占めるが、中国産業への影響は大きい。
18年の自動車生産台数は241万台と中国全体の約1割で、フランスやタイの一国分を上回る。 武漢市だけで500を超える車部品メーカーが操業する。素材メーカーも多い。
武漢は政府が進めるハイテク産業支援策の最前線でもある。 半導体大手の紫光集団は中国企業として初めて3次元NAND型フラッシュメモリ量産に乗り出した。 中国パネル最大手の京東科技集団(BOE)もうガラス基板が世界最大の(10・5世代)を生産する。
たとえ工場が再開できたとしても正常な生産ができない。部品の調達先が別の都市に分散していて、交通封鎖でモノが入ってこないからだ。 武漢市に本拠を構える中国国有自動車大手、東風汽車集団の従業員は打ち明ける。 同省の東風工場で働くが、自宅待機が続き復帰のめどが立たないと言う。
ホンダ系部品メーカーの丸順は、ホンダが埼玉県の寄居工場で作る(CRーV ハイブリット)向けに武漢で製造したバッテリーケースを供給する。 同社のように武漢周辺の部品会社は中国内外の完成車工場と供給網を築いており、湖北省の封鎖が続けば自動車産業に広く影響が及ぶ。
中国の経済史(財経)で20年1〜3月期の実質経済成長率が19年10〜12月期の6%〜5%前後まで落ち込むとの予想を示し(それ以下も排除しない)とした。 中国は世界最大規模の貿易国で、中国経済の混乱は世界貿易が縮小するリスクを伴う。
製造業では一部、リーマンショックなみの落ち込みと言われる中、世界経済に更に悪影響与え無い事を祈るのみです。
では本日も頑張って参ります。
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