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『経済活動、非常時モード』おはようございます。 今日の天気は快晴、しかし最高気温は9度と肌寒い1日となりそうです。 本日2月27日は、「冬の恋人の日」です。 2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの中間の日で、恋人同士の絆を深める日。「きづ(2)な(7)」の語呂合せでもある。
さて本日の話は「経済活動、非常時モード」のお話です。
各地でイベント等が中止になり、大手企業の出社禁止が相次ぐ状況になっています。 これ以上感染の拡大を防ぐため社員全員を在宅勤務するなど、致し方ないこととは思われますが、中小企業では絶対真似出来ない事です。 今後、日本のGDP (国内総生産)には大きな影響が出そうで、景気後退の局面に入っていくのか否か⁈
ご興味のある方は、少々お付き合いください。
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、企業や自治体が非常にモードに入ってきた。 政府は26日、感染の拡大防止に向け、今後2週間の大規模イベントの中止や延期を要請。 これを受け、企業説明会やラグビーの試合等の中止や延期が決まった。日清食品等社員を原則在宅勤務に切り替える企業も相次ぐ。 感染者が増える北海道は、道内すべての公立小学校を休校するよう市町村に要請した。自粛ムードが広がり、経済活動の停滞懸念が強まっている。
安倍晋三首相は26日の政府対策本部で全国的なイベントについて「今後2週間は中止、延期、規模縮小などの対応を要請する」と表明した。 要請に法的根拠はなく、首相の政治判断だ。25日に公表した政府の基本方針はイベント開催の明確な基準を示していなかった。 首相が決めたのは企業などから国の強い後押しを求める声があったためだ。
政府の専門家会議は24日に「この1〜2週間が感染拡大に進むか、収束するかの瀬戸際」との見解を公表している。 人が密着する環境を作らない事は重要で、対策として意義はある。
影響が大きいのは就職活動だ。就職情報大手のマイナビは26日、3月1日〜15日に開催を予定していた合同企業説明会を中止すると発表した。 企業が個別にブースを出展し、学生が企業の会社説明を聞くことができるイベントで、3月から全国で大規模に開かれる。
同様のディスコや「リクナビ」を運営するリクルートキャリアも3月の中止を決めており、大手がそろって取りやめ決めており、就活に影響が出るのは必至だ。
従業員の感染を防ぐための在宅勤務も広がる。 日清食品は27日から、工場勤務を除く国内の約3000人を在宅勤務に切り替える。ユニ・チャームの国内従業員の6割にあたる約2000人の出社を禁じる。 パナソニックは3月15日まで東京・汐留にある法人向け機器事業等の拠点で約2000人の出社を原則禁止する。
スポーツなどのイベント中止が相次いだ。日本ラグビー協会は社会人のトップリーグの2月29日〜3月1日の第7節などの延期を決定。 トップリーグの太田チェアマンは「去年のワールドカップで注目上がっており本当に苦渋の決断だった」と話した。
企業活動の自粛は様々だ。三菱ケミカルは26日から約2週間、国内の全従業員の国内外の出張を原則禁止した。 三菱UFJ銀行は海外出張原則禁止とし、従来より制限を強めた。国内も宿泊を伴う出張は原則禁じる。
1〜3月期に日本の実質国内総生産(GDP)は前期比の年率換算で2.2%減となると予想する。 マイナス成長となれば、消費増税や台風などの影響で6.3%減と低迷した10月から12月期から2四半期連続、国際的には景気後退とみなされる状況に陥る。
本当に深刻になって来ました。一刻も早い新型コロナウィルスの収束を願います。
では本日も頑張って参ります。
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