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『夏の甲子園、中止決定』


おはようございます。

今日の天気は曇り、最高気温は23度になり過ごしやすい1日となりそうです。

 

 

本日5月21日「リンドバーグ翼の日」です。

 

1927年のこの日、チャールズ・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功した。

前日の午前7時52分、「スピリット・オブ・セントルイス」と名付けられた飛行機でニューヨークを出発。

21日の午後に「翼よ、あれがパリの灯だ」と言う有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着した。

飛行距離は約5800Km、飛行時間は33時間30分だった。

 

 

さて本日の話は「夏の甲子園、中止決定」です。

 

高校球児たちの夢が、春の選抜大会に引き続き夏の甲子園大会の中止が決定された。

新型コロナの一旦の収束は見えてきたものの、球児や関係者の感染リスク、医療従事者の確保が厳しいことと、

夏休みも減る中の日程確保の問題、他の多くのスポーツ大会が中止になっていることも有り、やはり開催は難しいようです。

 

 

以下ご興味ある方は、少々長くなりますがお付き合い下さい。

 

日本高野連は20日、第102回全国高校野球選手権大会の運営委員会と理事会をオンラインで開き、新型コロナウィルスの感染拡大をうけ、

8月10日から兵庫県西宮市の甲子園球場で開催予定だった同大会の中止を決めた。

全国大会の条件をかけて6月下旬から8月30日まで開催が予定されていた全国49の地方大会も中止された。

 

全国中学校優勝野球大会として1915年に始まった大会が中止になるのは、米騒動が起きた18年、戦局悪化を受けた41年に続き3度目で、

戦後では初、今年は3月に開催される予定だった第92回選抜大会もコロナ渦で中止されており、戦争の影響で両大会ともに中断した1942〜45年を除き、初の春夏連続の全国大会中止となる。

 

中止の理由について日本高野連は、甲子園大会の前提となる地方大会で選手の感染リスクを完全には取り除けないと説明。

多くの医療従事者がコロナ関連の対応にあたる中、球場に常駐してもらう医療スタッフの確保が難しいこともあげた。

 

理事会後にオンラインで記者会見した日本高野連の八田英二会長は「球児の皆さんに苦渋の決断を伝える悲しい日となった。

選抜大会に続き中止を伝えることがまさしく断腸の思い」と話した。

 

日本高野連はこの日、8月の開催を予定していた全国高校軟式選手権大会の中止を決定。

高校スポーツでは8月に21都道府県で開催予定だった全国高校総合体育大会の史上初の中止も決まっている。

 

また、大会の延期も難しかった。休校により学業の遅れを取り戻すため、夏休み後に授業日は登校日が増えるのは自然な流れ。

これに反するような大会実施は球児たちの学業に障る。

舞台を甲子園球場に限った場合、プロ野球の日程も決まっていない段階で新たに日程を組むのも無理がある。

 

日本高野連はまた地方大会の中止も合わせって決めた。休校や部活動の状況には大きな地域差があり、49の代表校が揃わない恐れがあった。「地方」あっての「全国」だ。

山の裾野がなければてっぺんもないように、欠員が生じかねないような全国大会を開くべきではない、との考えだ。

 

こうなると、球児の進路が案じられてくる。ブロ側が高校生の将来を見極める大舞台がなくなり、プロ入りは例年以上の狭き門になる。

大学進学希望者の増加が予想されるが、大学のスポーツ推薦は「全国大会(野球の場合は春夏の甲子園)で8強以上」などの条件を設けているケースが多い。

大学側が新たな推薦基準を早急に打ち出し、進学をめぐる混乱を回避することも求められる。

 

プロを目指すエリートにとどまらず、すべての球児にとって「甲子園」の存在はあまりに巨大。

彼らはその山を喪失したが、目を凝らせば他にも無数の道がある。今はわからないその価値に気づく時がきっとくる。そう諭すのが大人の役目だろう。

 

 

あまりにも大きな目標の損失、球児の心のケアが重要です。指導者は、前に向ける言葉を掛けて欲しいですね。

 

では本日も頑張って参ります!


2020年5月21日 09:23 |



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