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『NY金、初の2000ドル越え』


皆様お疲れ様でございます。

 

今日の最高気温は35℃となり、いよいよ梅雨明け宣言されました。

コロナ禍でございますが、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。

さて本日8月1日「水の日」です。

国土庁(現在の国土交通省)が1977年に制定。

一年を通して8月が1番水を使う量が多い月であることから、その月の最初に節水を呼びかけるためにこの日を記念日とした。

 

 

さて本日のお話は「NY金、初の2000ドル越え」のお話です。

 

 

金の国際価格が初めて1トロオンイス2000ドルを突破しました。国際市場のNY金先物は1トロオンイス2005ドルまで上昇し、過去最高値を更新しました。

新型コロナウィルス感染拡大が収まらず、世界で経済の停滞が長期化するとの観測が強まり、安全資産とされる金が買われた

形で、低金利やドル安の進行も金価格を更に押し上げている模様です。

 

 

ご興味のある方は以下お付き合いください。

 

 

金先物は7月27日に、2011年9月6日に付けた過去最高値の1923ドルを9年ぶりに突破。その後も上昇を続け、節目の2000ドルを上回った。

年初来の上昇率は30%を超え、7月の1ヵ月間だけで12%上昇した。

9年前は欧州債務危機や米財政問題など欧米の債務問題をきっかけに、短期間で金が上昇した。

ただ、1900ドル超の高値は長く続かずに相場は反転した。

 

一方足元の上昇の要因は9年前より複合的だ。まずコロナ禍に伴い世界中で経済の先行き不透明感が一斉に強まったことだ。

米国では7月30日発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)が過去最大の落ち込みとなるなど、経済の早期回復への期待が薄れつつある。

こうした中、安全資産とされる金に資金が向いやすい。

米国など各国が景気下支えのための金融緩和や財政拡大を強力に進めていることも挙げられる。緩和や財政拡大でばらまかれた資金が将来的に物価を押し上げ、通貨の価値を低下させるとの見方が強まった。

米国など各国は景気下支えのための金融緩和や財政拡大を強力に進めていることも挙げられる。

緩和や財政拡大でばらまかれた資金が将来的に物価を押し上げ、通貨の価値を低下させるとの見方が強まった。

 

金投資の裾野の広がりと言う市場構造の変化もある。金を裏付資産にもつ上場投資信託(ETF)への資金流入は年初から7月27日時点で478億ドル(5兆円)に達する。1ヵ月弱で80億ドル超増えた。

9年前の年間量どころか、年間最高だった16年の230億ドルもはるかに上回る。

ETFには、短期マネーだけでなく、近年は年金基金などの機関投資家や、個人も多く流入するようになっている。

 

ただ足元の相場上昇は急ピッチだ。中国では大手金融機関が顧客の貴金属の新規投資の抑制に動くなど、相場の行き過ぎを警戒する動きも出始めている。

住友商事グローバルリサーチの鈴木直美氏は「コロナ禍で宝飾需要など金の需要は激減しており、投資マネーが金を支えている」と分析。実需から離れた相場のアンバランスさを指摘する。

マーケットアナリストの豊島逸郎次は「高水準に積み上がったETFの利益確定売りには警戒も必要だ」と語る。

 

やはり無国籍通貨と言われるだけ「金」は不況に強いですね。

ただ、重要とかけ離れた「金」の上昇、投資による過熱感が危険水域に達してきており、一旦調整が入りそうです。

購入したい方、出来る方は、しばらく待った方が良さそうです。

 

では本日はここまでといたします。

 


2020年8月 1日 18:18 |



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