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『店をはしご利用で拡大』皆様お疲れ様でございます。
今日の最高気温は37℃ほどと、大変暑い1日となりました。 最近1週間では、熱中症で搬送される患者が1万3000人程で、亡くなった方も30人となっています。 コロナ禍で大変ですが、熱中症にはくれぐれもお気お付け下さい。
さて本日のお話は「店をはしご利用で拡大」のお話です。
新型コロナウィルスをめぐって各地で発生しているクラスター(感染者集団)について、国立感染症研究所がこのほど一部の具体的な事例を発表した。 複数店をはしごして利用する客や、症状があっても勤務を続ける従業員等が感染を広げていった実態が浮かぶ。
感染研の専門家が、厚生労働省の「クラスター対策班」として調査に参加した事例を分析した。 発生した地域等は伏せた上で、飲食店などで感染が拡大した6つの事例を詳細に紹介している。
日中にカラオケを楽しむ高齢者を中心に発生した「昼カラ」クラスターでは、少なくとも5店舗12人の感染が確認された。ここまで広がった最大の原因は客による複数店舗のはしご利用だ。 感染した利用客7人のうち、4人が複数店舗を使い、3店舗を利用した客もいた。 症状が出ていたのにカラオケ店を利用した客もおり、客を介して店から店に「数珠つなぎ」で感染が拡大したことが判明した。
カラオケ店ではマスクを着用せずに長時間歌う人が多い。クラスター対策班の聞き取り調査では、滞在時間は3時間ほどの人が多く、延長する客もいた。 店のオーナーや従業員の感染も目立った。感染研の担当者は長時間利用を避け、マスクを着用する等の対策を求めており「3時間より長い利用はリスクが高いかもしれない」と話す。
接待を伴う飲食店でも店から店と感染が広がった。あるキャバクラ店では、症状が出ていたのに勤務を継続した従業員の女性から利用客に感染。 この利用客はスナック経営者で、その後、スナック従業員2人に感染が広がった。キャバクラの女性従業員が、客として利用したホストクラブで2人を感染させた事例もあった。
感染研の鈴木基・感染症疫学センター長は「接待を伴う飲食店などでは、店舗自体は小規模でも客や従業員が渡り歩き、全体として大規模なクラスターに発展する事例がある」と指摘する。 こうした店でクラスターが起きると顧客のリストもなく、濃厚接触者の追跡が難しいことが多い。鈴木氏は「感染制御のために調査に協力してほしい」と呼びかけた。
このほか事例集では、発症する1日前に職場で会議に参加した社員を起点に最終的に9人が感染した「職場会議クラスター」や、スポーツジムの更衣室での感染拡大が疑われる事例も紹介。 いずれも「蜜」になりやすい空間で、換気の徹底やマスク着用が重要としている。
厚生労働省によると、8月11日までに確認されてクラスターは全国で847件。 医療機関で165件、福祉施設で129件起きているほか、飲食店でも190件のクラスターが発生している。
ここにきて芸能人の感染者も多くなって来ましたし、いつ自分や身近に感染者が出てもおかしくない状態になっております。 飲食店、接待を伴うお店などは、経済を回す上でも必要と感じてます。 ただ食後にも関わらず、マスクをせずに大声で長時間話している若者を見ると気になります。 私もそうですが、夏になって開放的になりがちです。 今回の事例でも有る様に、はしご酒、カラオケ、スナック、キャバクラなどは、 十分に気を付けて遊ぶ様、心がける必要が有りますね。
では本日はここまでとさせて頂きます。
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