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『英、今日EU離脱』おはようございます。 今日の天気は晴れ、最高気温は9度で風も強く体感的には寒く感じる1日となりそうです。
本日1月31日は「生命保険の日」です。 生命保険のトップセールスマンの集いであるMDRT日本会が制定。 1882 (明治15)年のこの日、生命保険の受取人第一号が現れたことが報じられた。1月20日に心臓病で急死した警部長で、支払われた保険金は1000円、当人が払った保険料は30円だった。
さて本日のお話は「英、今日EU離脱」のお話です。 ご興味のある方は少々お付き合い下さい。
英国は現地時間の31日午後11時(日本時間2月1日午前8時)欧州連合(EU)を離脱する。 前進の欧州石炭鉄鋼共同体が1952年に6カ国で始まって以来、2013年のクロアチア加盟まで28カ国に拡大してきたEUは初めて加盟国が減少する。
73年のヨーロッパ共同体(EC)時代に欧州統合に加わった英国にとっては、47年間主要国として加盟してきた舞台からの退場となる。
英国民が2016年の国民投票で示した任意が、約3年半を経て実現する。 離脱すると12月末までは、激変を緩和するために現在の英・EU関係が続く「移行期間」に入る。 期間中は域内での「通関手続きなし、関税ゼロ」の貿易や、人の移動の自由が維持されるなど市民生活や経済に大きな影響が出ない。 EU法の英国への適応やEUへの拠出金の支払いも続く。
一方で加盟国ではなくなるため、英国はEUの政策決定の原則に関与できなくなり、欧州議会やEU機関の会議に参加できなくなる。 EUが持つ情報への英国のアクセスも限られそうだ。欧州議会でも英出身の73人が議員資格を失う。
離脱後は自由貿易協定(FTA)など、将来関係の交渉に焦点が移る。 2月以降に具体的な協議に入るが、交渉が不調に終われば年末の移行期間終了までに合意できず、経済が混乱する「合意なき離脱」と同じ状況になるリスクは残っている。
そもそも離脱は英国自身の国益につながるのかも疑問であるが、世界経済に大きな影響を与えないことを祈るのみです。
では今週もラスト、頑張って参ります。 『新型肺炎、止まらぬ拡散』おはようございます。 今日の天気は晴れところにより曇り、最高気温は12度と穏やかな1日となりそうです。
本日1月30日は「3分間電話の日」です。 1970 (昭和45)年のこの日、公衆電話からの市内通話の料金が3分で10円になった。それまでは1通話10円で時間は無制限だった。
本日のお話は「新型肺炎、止まらぬ拡散」のお話です。少々長くなりますが、ご興味ある方はお付き合いください。
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大が続いている。中国国内の感染者数は重症急性呼吸器症候群(SARS)上回った。 中国から自国民をチャーター機なので退避させる動きも広がる。 今回のウィルスにはなお謎も多く、政府は人道に配慮しながら感染拡大やパニックの発生を防ぐ難しい対応を求められている。
中国メディアによると29日午後3時(日本時間午後4時)時点の国内の感染者数は累計で6016人、死者数は132人となった。 世界保健機関(WHO)によると、2002〜03年に流行したSARSの中国での感染者は5327人だった。
感染症に詳しい東北大の押谷仁教授は「中国政府は武漢を事実上封鎖したが、うまくいかなかった。感染拡大は次のステージに移った」と話す。
日本でも武漢からのツアー客を乗せたバスを運転した日本人男性の感染が判明し、人から人への感染が疑われている。 「場合によっては無症状での感染もあると言う前提で考えなければならない。 日本でも流行が起きることを想定して備えをすべき時が来た」押谷教授は指摘する。
日本政府は武漢に民間チャーター機を派遣し、残留していた法人のうち206人が29日朝に帰国した。 発熱などの症状がある12人は入院し、症状がない人も2週間は経過観察の対象となる。 191人は検査結果が出るまで国が用意したホテルに滞在するが強制ではなく、3人は帰宅した。
他の国も自国民の退避に動く中、オーストラリアやフランスも一時隔離措置を取り対応に追われる。
日本では新型肺炎を(指定感染症)に指定する政令が周知期間を経て2月7日に施行され、症状のある患者については強制入院も可能となる。 ただ症状が出ていない帰国者ついて法的な根拠は無い。 感染力が極めて低いハンセン病の患者を長年強制隔離した歴史もあり「感染症への対応では人権の配慮が必要」と厚生労働省の担当者は話す。
29日の新華社電によると、新型ウィルスについて中国政府の専門家チームは、2017年にコウモリから見つかったウィルスと起源が同じだとしている。 ただ直接の感染源を特定するには詳細な調査が必要だ。
新型ウィルスの致死率は現状では2〜3%になる。約10%のSARSを下回るが、感染力については「SARSと同程度」と専門家は見ている。
感染力は1人から何人に感染するかで評価するのが一般的だ。 世界保健機関(WHO)は23日時点で暫定的に1.4から2.5と見積もった。 国立感染症研究所の報告によるとSARSは2.0〜4.0。 毎年の季節性インフルエンザは大阪大学の資料によれば約2.0とされる。 一方実際の感染者数を見るとSARSの約8000人に対し、新型はすでに6000人以上だ。
まだ有効なワクチンは無い。 感染症対策の官民支援組織「感染症流行対策イノベーション連合」が開発支援をしており、米国立衛生研究所が関わる臨床試験計画もある。
地元名古屋でも感染者が発生する中、早くの終息を期待いたします。
では本日も頑張って参ります。
『トップ選手はラボ』おはようございます。 今日の天気は晴れ、ところにより曇りで最高気温は16度とこの時期にしてはかなり暖かい1日となりそうです。
本日1月29日は、「昭和基地開設記念日」です。 1957 (昭和32)年のこの日、日本の南極観測隊が南極・オングル島への上陸に成功し、昭和基地を開設した。 この年から翌年にかけては(国際地球観測年)で南極大陸には日本を始め12カ国による観測網が敷かれた。
さて本日は「トップ選手はラボ」のお話です。 少々長くなりますがご興味ある方はお付き合いください。
筋力トレーニングの班分けはポジションでも主力と控えでもなく「遺伝子」。 Jリーグ入りを目指す福島県のサッカーリーグ「いわきFC」は全選手が遺伝子検査を受検し、そのタイプから瞬発系のRR、持続型のXXなど3班に分かれてメニューを作成している。
先天的な速筋、遅筋の発達のしやすさを調べることで怪我の発症リスクを抑える。「個々に合わせて練習の効果を上げられる」と鈴木パフォーマンスコーチ。 筋肉の硬さや疲労の感じやすさなどもわかる体質の「見える化」に引き寄せられ、女子バドミントンの奥原希望選手ら東京五輪のメダル候補にも検査を受ける選手が多い。 練習や体調管理を長年の経験、知恵に頼ってきたスポーツ界にも、デジタルやITが変革を迫る。
ラグビー日本代表にコンディショニング管理システムを提供し、その躍進を支えたユーフォリア(東京・千代田)の橋口寛代表は言う。 「一般人より自己管理が厳しいアスリートは日々の変化がはっきり現れ、可視化しやすい。新技術のラボといってもいい」
スタートアップが集まる(五反田バレー)。LEOMO(リオモ、東京・品川)はアスリートがリアルタイムで動作解析を行えるウエアラブル端末を開発する。 腰、もも、足の甲などに付けたセンサーからデータを取得。蓄積したデータの比較で好不調時の違いを知ることができる。
似た着想から生まれたサプリメントが去年、話題になった。商品開発に生かされたのは、金メダリストやプロ野球ら28競技の500選手から集めた便(べん)だ。 手がけたのはサッカー元日本代表の鈴木啓太氏が起業したAuB(オーブ、東京・中央)。 検体の解析から、アスリートは一般の人と比べて1.5倍ほど多種類の菌を持ち、体に良い働きをもたらすとされる(酪酸菌)の量も約2倍あるのが分かったと言う。
規則正しい食事と睡眠をベースに鍛え抜かれたアスリートには、健康や病気予防のヒントが詰まっている。 「アスリートが社会に役立つ、東京五輪はその分水嶺になる。ただ勝てばいいだけの時代から、国民への還元を求められる時代になる。」
01年に会所し、今世紀の日本のメダル量産に貢献してきた国立スポーツ科学センター。久木センター長は東京五輪後も国が選手強化に予算を投じる意味を訴える。 医療、リハビリ、栄養、心理など他分野で培ってきたノウハウの利用価値は大きい。メダル争いにとどまらない選手強化こそ東京のレガシー(遺産)となりうる。
遺伝子解析によってタイプ別に分かれた育成方法や、 便を利用したサプリメント等、アスリートも日々進化していく必要がありますね。
では本日も頑張って参ります。 『自転車道、世界発信』おはようございます。
今日の天気は曇りのち雨、最高気温は10度で肌寒く感じる1日となりそうです。 本日は13時ごろから夜9時ごろまで雨となる予報です。お出かけの際には折り畳み傘などお持ち下さい。
本日1月27日は、「国旗制定記念日」です。
1870 (明治3)年のこの日、太政官布告57号の「商船規則」で国旗のデザインや企画が定められた。 それまでは船によってまちまちのデザインの旗を使っていた。 当時の企画は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗さお側に横の長さ100分の1ずれた位置とされていた。 現在は1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心の位置となっている。 これを記念して国旗協会が制定。
さて本日お話は「自転車道、世界発信」のお話です 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合いください。
国土交通省は日本を代表する自転車道路「ナショナルサイクルロード」を指定する取り組みを始めた。 全国の景勝地などで国際水準のサイクリングロードを整備し、自治体と連携して観光振興や地域創製につなげる。 海外にも情報発信しインバウンド(訪日外国人)の誘致拡大にも生かす。
ナショナルサイクルロードは国が定めた自転車活用推進計画に基づき、国交省が指定する。 ①ルート設定②走行環境③受け入れ環境④情報発信⑤取り組み体制、の5項目で評価する。
2019年11月に第1弾として広島県尾道市と愛媛県今治市を結び国際サイクリング大会も開かれる「しまなみ海道サイクリングロード」、 滋賀県の琵琶湖岸を1周する「ビワイチ」、 つくば霞ヶ浦をめぐる「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の3ルートが認定された。
各自治体も指定をアピールする。 広島県は20年度以降、国お墨付きのルートであることを示す看板や道路標識などを充実させて「インバウンドを含むサイクリストが安全・快適に走行できる受け入れ環境の整備を加速させる」。
国交省は今後、全国のサイクリングロードから新たなルート候補を選定し、第三者委員会の審査を経て3〜5年ごとに追加指定する方針だ。 広域でのモデルルートは19年9月末で41カ所が設定済み。さらに各地の官民で作る協議会が約40カ所で新設を検討している。
訪日外国人客数は18年に続き19年も3000万人を突破した。 たださらなる拡大には地方での観光資源の開拓や情報発信が必要で、サイクルツーリズム訪日客数の底上げにも結びつける。
国交省は1970年成立の自動車整備法に基づき大規模の道路整備を進めてきた。 自転車利用による健康増進や交通渋滞緩和が狙いだが、計画の完了率は16年度末で84%にとどまる。 国交省は自治体向けの社会資本整備総合交付金等を活用し、各ルートで走りやすさの向上や関連施設の建設を後押しする。
地域そのものの魅力と走行環境とネットワークの整備の全てか必要不可欠だと感じますね。
では今週も頑張って参ります。 『新幹線、客の手荷物検査へ』おはようございます。 今日の天気は曇り時々晴れ、最高気温は14度とこの時期にしてはかなり暖かい1日となりそうです。
本日1月24日は「ゴールドラッシュデー」です。 1848年のこの日、アメリカ・カリフォルニア州の製材所で働くジェームス・マーシャルが川底に金の粒を発見した。 この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押しかける「ゴールドラッシュ」となった。 一攫千金を求めて集まった人たちは「フォーティーナイナーズ」(49ers)と呼ばれた。
「フォーティーナイナーズ」以下参考に
さて本日は「新幹線、客の手荷物検査へ」のお話です。 ご興味のある方は少々長くなりますがお付き合いください。
JR東日本とJR東海は今夏の東京五輪、パラリンピックに向けて、7月までに東京駅などの主要駅で新幹線の乗客の手荷物検査を始める。 テロ対策の一環で駅の改札前なので爆発物の探知犬を使い警備会社や警察等と連携する。 新幹線の手荷物検査は初となる。東京五輪の開幕まで24日であと半年に迫る中、企業等の安全対策が本格化してきた。
密閉した空間の新幹線や飛行機等はテロなどに狙われる可能性も指摘されている。前回の東京五輪があった1964年に開業した新幹線はこれまで手荷物検査がなかった。
両社は検査開始の時期を今後つめ、五輪・パラ終了後も探知犬による手荷物検査は続ける見通しだ。
JR東とJR東海は東京、品川など主要駅の新幹線の改札や販売機の周辺で始める。 爆発物の匂いをかぎ分けられる犬が巡回し、不審な荷物を持つ人がいると反応した場合、警備員等が手荷物を検査する。 すでに数10頭の大型犬など探知犬を訓練し、配備に向けた準備を進めている。
東京駅の新幹線の乗車人数は1日平均20万人弱で、五輪ではさらに増えることが予想される。X線の探知機なので乗客一人ひとりの手荷物検査をすると、乗客を待たせるなど、混乱を引き起こす可能性がある。感知器を設置する十分な場所を確保することも難しい。
探知犬を巡回させれば、乗客の動きを止めず、不審物を見つけられる。大型の設置スペースも不要で、探知機よりも導入しやすいと判断したとみられる。
まずは利便性を失はない探知犬、良いと思います。 では本日も頑張って参ります。
『ミスミ、AIで納期革命』おはようございます。 今日の天気は雨、15時ごろからは雨は止み、曇りとなる模様です。最高気温は12度、最低気温は7度と比較的暖かい1日となりそうです。 本日1月23日は、「ワンツースリー」の日です。 「1-2-3」「ワンツースリー」と読む頃合わせ。 人生に対してジャンプする気持ちを持とうと言う日。
さて本日の話は「ミスミ、AIで納期革命」のお話です。 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合い下さい。
ファクトリーオートメーション(FA)部品などを手がけるミスミグループ本社の存在感が際立っている。 人工知能(AI)で瞬時に見積もりを完了させ、板金や金属加工部品の納期を大幅に短縮した。 古い商習慣に革命を起こしたことで顧客基盤を拡大。売上高は4年で6割増えた。 半世紀以上前に商社として誕生したミスミは「デジタルものづくり」の旗手となれるか。
「試作部品調達に2週間以上かかっていたが、3日になった」。舌を巻くのは三菱電機で家電開発を手掛ける技術者だ。 空調機器やキッチン家電では何度も試作を繰り返す。そのために設計を変えた金属加工部品を調達するが、納品まで2週間程度かかっていた。 同社は研究開発用の金属加工部品を内製しない。外部の加工業者に頼む際は、仕様の調整や相見積もり等が必要になる。
金属部品加工は街工場が手掛けることが多く、古い商習慣が根強く残るとされる。 この煩雑なプロセスを一変させたのがミスミの部品製造受託サービス「メヴィー」だ。
3次元の部品設計データをウェブサイト入力すると、ミスミのAIが図面を解析。数秒で見積もり額をはじき出す。 顧客企業が発注するとすぐさまミスミの協力企業の工場で部品を加工し、最短1日で出荷する。 「家電の製品サイクルが短くなる中で、試作期間の短縮は競争力に直結する」と三菱電機の技術者が話す。
ミスミは2016年にメヴィーを開始。板金加工から樹脂成形などへと対応製品を拡充しつつ、システムを改良して納期を短縮してきた。 試作や研究開発など、小ロット生産が求められる現場で人気を博し、今ではトヨタやパナソニックなど3万ユーザが使うプラットホームへと成長した。
大野龍隆社長が「デジタルものづくり」この取り組みこそがミスミの業績を押し上げている。 19年3月期の売上高は3319億円となり、4年で6割増えた。
転換期は02年、三岐匡氏を社長に迎えたことだった。 事業再生専門家として有名だった三岐氏は単なる商社から脱却するため、製造機能の強化とグローバル展開を推し進めてきた。 象徴が05年に経営統合した精密金型部品メーカーの駿河精機だ。 ベトナムの工場で半製品を大量生産し、静岡市の工場で精密加工する。 少量多品種の受注に応えられるように工作機械を自社開発。 発注システムと生産設備を連動させるなど、データを駆使し、過去8年で生産に要する時間は約10分の1になった。 そこに到来したのがデジタル化の大波だ。
ミスミは商社として様々な部品の販売価格を正確に把握してきた。ここに製造受託メーカーの顔が加わり、適切な材料や加工コストも判断できるようになった。 この2つのノウハウを組み合わせてAIを開発し、様々な種類の見積もりと発注が瞬時に可能になるメヴィーが誕生した。
小野社長は「1日20万件の部品の発注を受けて製造するプロセスを50年かけて作ってきた。競合が真似するのは容易では無い」と語る。
ミスミが目指すのは汎用か特注に限らず製造業の顧客が必要とする部品をワンストップで供給すること。 「短納期」と言う価値を顧客に提供できれば、利益は後からついてくると考える。
製造業にもAIの波が着実に来ていますね。 弊社も生産管理システムを導入し、高効率化しようと考えています。 『日本KFC、株価27年ぶり高値圏』おはようございます。 今日の天気は曇り時々晴れ、最高気温は11度、最低気温は1度と肌寒い1日となりそうです。 本日1月22日は「ジャズの日」です。 東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年から実施。 ジャズの(JA)がJanuary(1月) の先頭2文字であり、(ZZ)が(22)に似ていることから。 ジャズのファン層の裾野を広げるために、ライブコンサート等様々なPR活動が行われる。
さて本日のお話は「日本KFC、株価27年ぶり高値圏」のお話です。 少々長くなりますがご興味ある方はお付き合い下さい。
ケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングスが、業績予想を上方修正するとの期待が高まっている。 2019年4〜9月期決済の時点で営業利益は20年3月期通期の予想を上回り、既存店売上高も好調が続くためだ。 足元の株価は27年ぶりの高値圏。今年設立50年を迎える「チキンの老舗」は株式市場の見方を大きく変えつつある。
きっかけは18年7月に始めた(500円ランチ)。午前10時〜午後4時まで、看板商品のオリジナルチキンやツイスターなど低価格のセットで提供する。 現在提供している(ランチAツイスターセット)は税込み550円。それぞれを単品で注文した場合(810円)に比べ3割強やすい。
価格戦略に新商品の展開、積極的な広告宣伝を組み合わせケンタッキーから離れていた顧客を呼び戻している。 これまでの日本 KFCは利益が10〜12月期に偏っていた。 クリスマスシーズンにはチキンやサイドメニューをセットにした単価の高い商品が売れるためだ。 過去の四半期ごとの営業損益を見ると、7〜12月に黒字を出す一方、4〜6月期は赤字が目立つ。 19年3月期も年間の営業利益(22億円の)の76%を18年10月〜12月期に稼いだ。
それが今期は4〜6月期でも9億円強の営業黒字(前年同期は5億円強の営業赤字)を確保。 19年4〜9月期の営業利益は前年同期比で約5倍の24億円となった。その後の繁忙期である10〜12月も既存、売上高が前年同期を上回った。
日本KFC株は19年夏ごろまでの約2年間は2000円付近で推移し大きく動く事はなかった。 ところが19年に入り既存店売上高の2ケタ増が続くようになると(ランチの集客力は本物)評価が一変。 19年12月には27年10ヶ月ぶりの高値となる3620円を付けた。
果たして好調はいつまで続くのか。「ケンタッキーは年に1度だけといった利用率が低い人が大半」と、日本KFCの近藤社長は成長余地を強調する。 最も店舗あたりの客数が増加すれば店頭での待ち時間も長くなり、顧客満足度が低下しやすくなる。 競争が激しいファーストフード業界で顧客をつなぎとめるのが容易ではない。
500円ランチ効果、私も久しくケンタッキーに行っていないので、トリ、あえず行って参ります。
では本日も頑張って参ります。 『エネルギーバトル、技術が変える供給網』おはようございます。 今日の天気は晴れ、最高気温は10度となり今日の夜中にはかなり冷え込み、1度となる見込みです。 体調管理にはくれぐれもご注意ください。
本日1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」です。 1866 (慶応2)年のこの日、長州の木戸孝允(たかよし)、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕のために薩長同盟(薩長連合)を結んだ。
さて本日のお話は「エネルギーバトル、技術が変える供給網」のお話です。 少々長くなりますがご興味のある方はお付き合いください。
電力の主役は電力会社から個人や新興企業に移ろうとしている。 自然エネルギーを使った発電技術とIT (情報技術)が急速に発展し、個人間や地域内で電力を自在にやり取りできるようになったためだ。 電力会社が大型発電所で作った電気を自社の送電網で送るといった当たり前だった景色が変わりつつある。
「不便を感じずに環境貢献ができてうれしい」。 ドイツ南部に住むエンジニアのトーマス・フリューガーさんは、「独ゾネン」の蓄電池を使った電力サービスを高評価する。 2010年創業の同社は契約者間で電力を融通し合う仕組みを実用化。顧客は欧州で5万人いる。
蓄電池とソーラーパネルを家庭に取り付ける初期費用に平均200万円かかるが、月に約20ユーロ(2400円)支払うフリューガーさんは年間の電気代が6分の1程度になった。 今は月額料金ゼロが標準プランだ。
電気は需要と供給が一致しないと停電が起きる。 日本の電力会社は多くの発電所を抱え、その稼働率の変化で供給量を調整して対応する役割を担ってきたが、ゾネンはそれを崩す。
強みは人工知能(AI)に基づくアルゴリズムによる調整だ。 電気が余分なところから足りてない所へ、安く作れる場所から市場で高く売れる場所へと自動で判断する。 利用者は自ら気づかない間に、共有し合い、家庭で必要な分を賄う。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は蓄電池の価格が30年までに16年の約4割に下がると見る。 中国企業の増産を背景に、さらに下がると指摘する関係者もおり、ゾネンのような活用が広がりそうだ。
国際エネルギー機関(IEA)によると、新興国の経済成長を背景に電力需要は40年に17年の1.5倍に増える。 その4割を太陽光など再生占める見込みで発電の主役も石炭から交代する。
大型の石炭火力や原子力発電の発電能力は約100万キロワット。 国内の家庭の電力消費量は1ヵ月250〜260キロワット時で、家庭用太陽光の月間発電量は300キロワット時超が多いとされる。
蓄電池でためたり、地域で融通できたりすればマネジメントは可能だ。 大型発電所や、それをつなぐ長い送電網を巨額の投資で作らなくても、電力ビジネスを展開できるようになる。
電力の自由化で先行した欧州では電気を作る会社、送る会社、売る会社など、機能ごとの再編が進んだ。 既に英独では石炭などの化石燃料よりも再生エネの発電量が上回る月もある。
電力大手は石炭やガス、原子力等の大型発電所の効率をどう高めるかにばかり力を入れてきた。 ただ競争のルールそのものが大きく変わり、エネルギー産業は、転換期を迎えている。
大手を介さず個人で融通出来る電力。 需要はますます増えていきそうですね。
では本日も頑張って参ります。 『建設投資、五輪後も堅調?』おはようございます。 今日の天気は晴れ、最高気温は11度となる模様です。 朝晩は冷え込みますので体調管理にはくれぐれもご注意ください。 本日1月20日は、「海外団体旅行の日」です。 1965 (昭和40)年のこの日、日本航空が海外団体旅行「ジャルパック」を発売し、海外団体旅行がブームとなった。
さて本日は「建設投資、五輪後も堅調?」のお話です。少々長くなりますがご興味のある方はお付き合いください。
国立競技場が完成し、東京五輪、パラリンピック関連の施設整備に一区切りがついた。 今後は五倫関係の需要が底上げしてきた建設投資にブレーキがかかるとの見方もあるが、建設会社が受注しながら未着工の案件は最高水準まで積み上がっている。 建設が後にずれている原因は人手不足。 労働者の制約が建設投資の振幅をならし、息の長い投資につながる面もありそうだ。
東京五輪関係など、2020年の完成を目指す工事が多かったため19年度の施工高は増えた。 「20年度は新しい工事に取り掛かる年になる」「東京付近に多く仕事があるので国立競技場の工事に携わった社員はすでに他に移っている。」 と関係者は語る。
五輪のようなイベントがあるとそれまでは建設投資が一気に盛り上がり、終われば反動減に悩まされると言う振幅がつきものだった。 このため(五輪後)は堅調だった建設事業に陰りが出るとの見方もあったが、大手ゼネコンのトップの表情は明るい。なぜか。 その理由を端的に示しているのが工事の受注残だ。国土交通省によると19年10月末時点で受注して未着工の案件は約6.3兆円。 今の統計になった09年以降で最高水準に積み上がっている。12年の約3.2兆円のほぼ2倍だ。
オフィス等の工事を受注しても、技術者や建設現場で働く作業員が足りず、順番待ちの列ができていると言うわけだ。 順番待ちを反映して、工期も伸びる傾向にある。着工から完成予定までの期間が6ヶ月以上の工事の件数の割合は、13年度は全体の11%弱だったが、18年度は13%超まで増えた。
人手不足の制約で供給が一気に膨らまないのがむしろメリットだと指摘もある。 着工しようにも人手が確保できないため、期せずして建設需要が落ちることなく続いていく。
日銀も19年10月末に公表したレポートで、海外経済が減速する中で設備投資と粘り強さを検証した。 建設投資については「人手不足で建設工事がゆっくり進捗していく下で、先行きの建設投資は緩やかながらも長い増加傾向を維持する可能性が高い」と指摘した。
もっとも、未着工期間が長いと言う事は、環境変化で計画そのものを白紙撤回するリスクもつきまとう。
建設投資の中身がネット社会に対応した物流拠点の整備や、老朽化設備の建て替え、再開発など待ったなしの対応とは言え、 海外経済の減速が続く中、いつまでも需要をつなぎとめておけると言う保証は無い。
人手不足と言う制約が、緩やかで息の長い成長をもたらすのか、阻害要因となるのか、今後の行く末を見守る必要がありますね。
では今週も頑張って参ります。
『災害とボランティアの日』おはようございます。 今日の天気は曇り、最高気温は11度とかなり肌寒く感じるそうです。19時ごろからは、雨になりますのでご注意ください。 本日1月17日は「災害とボランティアの日」です。 1995年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生した。 阪神淡路大震災では、政府や行政の対応の遅れが批判された一方で、学生を中心としたボランティア活動を活発化し、「日本のボランティア元年」と言われた。 これをきっかけにボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、1995年12月の閣議で制定が決定され、翌1996年から実施された。
今日は時間がないのでもう一つ。
「おむすびの日」です。 米に関する民間企業やJA等で作る「ご飯を食べよう国民運動推進協議会」が2000年11月に制定し、2001年から実施。 日付は公募で選ばれ、阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れないため、1月17日を記念日とした。
では今週もラスト頑張って参ります。 <<前のページへ 7|8|9|10|11|12|13|14|15|16|17 次のページへ>> |